叡啓大学研究推進事業
本学では、研究活動の振興を図るとともに、本学の教育の質の向上及び社会課題の解決につなげることを目的として、叡啓大学研究推進事業を実施しています。研究成果は、研究推進事業期間終了後1年以内に論文などで公表します。
令和7年度採択課題
研究代表者 | 上杉裕子教授 |
研究テーマ | Sylvia PlathとVirginia Woolf研究をさらに深化させるスミス・カレッジでの資料収集:異文化の狭間で揺れるジェンダー、死、再生、変身を追求して |
採択額 | 599,800 円 |
研究概要 | 本研究は、アメリカ女性詩人Sylvia Plath(1932–1963)と、イギリス女性作家Virginia Woolf(1882–1941)の作品を対象に、ジェンダー、死、再生、そして変容という主題に着目し、両者の作品を比較・考察するものである。異なる時代と文化的背景を持ちながらも、両作家の文学には驚くほど多くの共通点が見られる。本年度は、これまでの研究成果を一層深化・発展させるべく、Plathの母校スミス・カレッジ(米国)を訪問し、同大学図書館所蔵の希少書籍、アーカイブ資料、原稿、地図、オーラル・ヒストリー・インタビュー、視聴覚資料などを精査する。入手困難な一次資料の収集・分析を通じて、Plath研究における従来にない新たな視座を提示することをめざす。 |
研究事業期間が終了した研究課題
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