広島県公立大学法人 叡啓大学

産学官連携・研究 研究情報

 学内研究費助成

叡啓大学研究推進事業

本学では、研究活動の振興を図るとともに、本学の教育の質の向上及び社会課題の解決につなげることを目的として、叡啓大学研究推進事業を実施しています。研究成果は、研究推進事業期間終了後1年以内に論文などで公表します。

令和6年度採択課題

研究代表者上杉裕子教授
研究テーマSylvia PlathとVirginia Woolfの比較文学研究―異文化に生きる二人の作家に見るジェンダー問題を探って―
採択額868,980 円
研究概要本研究は、アメリカ女性詩人Sylvia Plath (1932-1963)とイギリス女性作家 Virginia Woolf (1882-1941)の作品を比較考察する英米比較文学・文化研究である。英米の文化の違いをおさえながら、二人の詩や散文を精読することを基本姿勢とする。なお、研究で得られた情報や成果はデータベース化する予定である。
分析結果をもとに、母・妻・詩人・作家としてPlathとWoolfがどのようなジェンダー観を持っていたかを分析する。英米作家の作品についての英米比較文化研究によって得られた分析を、ジェンダー分析と結びつけることは、研究代表者の知る限りこれまでに行われていないため、本研究は先端的かつ独創的な研究であり、今を生きるすべての人間が自ら生き方を再考するきっかけとなり得る。
研究代表者安富淳准教授
研究テーマ紛争後に残存する武装組織を巡る平和構築の課題:内戦後コロンビアの事例から
採択額894,430円
研究概要本研究は、内戦後コロンビアに残存する武装組織の組織変容について考察する。コロンビアでは、内戦後も未だ武装組織が数多く残存し、民主化プロセス、経済開発、環境保護、教育、健康といったあらゆる分野において内戦後復興に大きな脅威要因となっている。これらの武装組織は、将来的には解散したり、暴力に基づかない民間組織へと変容する可能性はあるのだろうか。あるいは、武装解除はより困難となり拡大成長していくのであろうか。紛争後に残存する武装組織は、どのような外部環境において、どのような組織内の条件下で、暴力や平和に対する行動や態度がどのような過程で変化し、組織が変容するのかを明らかにする。

 

令和5年度採択課題

研究代表者下ヶ橋雅樹教授
研究テーマ黒瀬川における微小サイズも含めたマイクロプラスチック存在量と生活雑排水処理の関係の解明
採択額893,291円
研究概要本研究では広島県内を流れる黒瀬川を対象とし、河川中マイクロプラスチック(MP)濃度を測定する。測定では自動採水装置を用いた長時間採水を行うとともに、蛍光染色後の蛍光顕微鏡による検鏡、及び画像解析による自動定量法によって従来のプランクトンネットを使用する測定法では計測できない数μmサイズのMPも対象とした高精度な測定を行う。また地理情報システム(GIS)やこれまでに作成してきた黒瀬川流域水文モデルを用いて、統計情報をもとに、黒瀬川流域の生活雑排水処理状況(人口、処理施設種類)と水文の関係を解析することで、黒瀬川流域内での生活雑排水処理形態とMP挙動との関係を明らかとする。

 

研究事業期間が終了した研究課題

研究事業期間が終了した研究課題はこちらのPDF(準備中)からご確認いただけます。