広島県公立大学法人 叡啓大学

教育

教員紹介

下ヶ橋 雅樹 (サゲハシ マサキ)

教授
博士(工学)(東京大学)

研究室:715 号室
E-mail:sagehashi@eikei.ac.jp

オフィスアワー:学期によって異なります。事前にメールかTeamsでご確認ください。
研究内容:https://researchmap.jp/_sagehashi

プロフィール

企業や大学、国の機関での研究、WHO本部への派遣、JICA専門家などを経験。

担当分野

環境学

担当講義

Introduction to Environmental Studies/環境学入門
Urban Environment/都市環境論
Environmental Engineering/環境工学

メッセージ

私たちの暮らす環境をコンピュータで表す、環境シミュレーションの研究に取り組んでいます。環境は、人々の生活の基盤です。社会をより快適で安全・安心なものにするためには、良好な環境が維持されなければなりません。そのためにはまず、環境とは何かを理解することが重要です。叡啓大学で一緒に、シミュレーションを駆使して環境と人間活動の関係を紐解き、私たちの活動が環境をどう変えていくのか、また、よりよい環境のためには何をすべきかを議論していきましょう!

研究に関する自己PR

私たちの暮らす社会の安心・安全を目指して、地球温暖化の影響評価やその緩和策・適応策、ならびに災害に強い社会システム構築のための研究を行っています。

研究テーマ

  • 安全・安心な水道
  • 流域水文水質モデリング
  • 水界生態系モデリング
  • 地球温暖化緩和策と適応策
  • バイオマス利活用システム

研究の特徴・内容

環境化学工学を専門とし、要素プロセスの開発から環境・社会システムの解析まで幅広く環境保全技術を俯瞰し、その社会実装を検討しています。

要素プロセス開発では、物理化学的浄水プロセスや、エコテクノロジーを含めた生物学的排水処理プロセス、温暖化緩和策としてのバイオマス変換プロセスを検討してきています。環境・社会システム解析では、富栄養化現象の数理モデリング、バイオマス利活用システム、流域水循環の数理解析と気候変動影響評価、高齢化社会の水需要と災害に対する脆弱性の調査を実施してきています。

また上記の研究成果等を踏まえた国際協力や環境教育の推進を行ってきています。国際協力ではJICA専門家としてのバイオマス利活用に関する活動や、WHOの水安全計画や飲料水水質ガイドラインに関連する活動に参加しました。環境教育では戦略的環境リーダー育成拠点形成事業(科学技術振興調整費)を通じ、留学生教育を含む大学院生教育を経験しました。

現在は環境シミュレーションを主な研究ツールとして、気候変動緩和策と適応策、災害に強い水インフラ、自然生態系保全をターゲットとした持続可能な環境・社会システム設計を行っています。

論文リスト

  • 井上拓也, 浅田安廣, 田代新, 舩橋康史, 岡本朗, 下ヶ橋雅樹, 秋葉道宏,全国の水道原水中における2-メチルイソボルネオールの粉末活性炭への非平衡吸着,水道協会雑誌 89(6) 2 – 10 2020年6月
  • Sho Momiyama, Masaki Sagehashi, Michihiro Akiba, Assessment of the climate change risks for inflow into Sagami Dam reservoir using a hydrological model, Journal of Water and Climate Change 11(2) 367 – 379 2020年6月1日
  • Masaki Sagehashi, Michihiro Akiba, Questionnaire survey on water consumption and preparedness for water outages at intensive care homes for the elderly in Japan, Journal of Water Supply: Research and Technology – AQUA 67(2) 176 – 191 2018年3月1日
  • 松井利恭, 下ヶ橋雅樹, 藤井隆夫, 増田太郎, 鈴木知美, 越後信哉, 秋葉道宏,水道原水中での2-メチルイソボルネオールの粉末活性炭吸着 〜全国の原水を用いた吸着量低下因子の解明〜,水道協会雑誌 87(12) 2 – 12 2018年
  • Midori ISHIKAWA, Tetsuji YOKOYAMA, Masaki SAGEHASHI, Naoki KUNUGITA, Hiroko MIURA, Diagnosing the double burden of malnutrition using estimated deviation values in low- and lower-middle-income countries, PLoS ONE 13(12) e0208525 2018年

著書

  • 下ヶ橋雅樹,災害への水道の影響と対策,In:日本水環境学会編,水環境の事典,朝倉書店,p.340-343,2021年4月 (ISBN: 9784254180565)
  • 庄司, 良, 下ヶ橋, 雅樹,基礎からわかる環境化学,森北出版  2018年4月 (ISBN: 9784627245914)
  • 下ヶ橋雅樹, 迫田章義(担当:分担執筆, 範囲:付録編 水環境関連年表/日本の水環境とその管理基礎(pp.692-694/pp.703-720)),In:日本水環境学会編,水環境ハンドブック,朝倉書店  2006年10月 (ISBN: 9784254261493)
  • 下ヶ橋雅樹, 細見正明,河川および湖沼における水質生態系モデル,In:島谷幸宏, 細見正明, 中村圭吾編,エコテクノロジーによる河川・湖沼の水質浄化-持続的な水環境の保全,ソフトサイエンス社,2003年10月 (ISBN: 4881711075)
  • 下ヶ橋雅樹他(担当:分担執筆, 範囲:本人担当部分(主担当):第3章バイオマス利用技術(pp.114-124),第5章「バイオマス・ニッポン」に向けて(pp.214-218)),In:小宮山宏,迫田章義,松村幸彦編,バイオマス・ニッポン,日刊工業新聞社  2003年4月 (ISBN: 9784526051159)

知財リスト

  • 連続式バイオマス過熱水蒸気処理化学原料化方法及びその装置並びに処理システム(特許出願2004-123290,特許公開2005-305249) 発明者

専門資格

  • 第1種放射線取扱主任者(1994年6月)
  • 甲種危険物取扱者(1994年6月)
  • 博士(工学)東京大学 博工 第4704号(2000年3月)

キーワード

化学システム工学、環境化学工学、 水環境、 シミュレーション、 水道、 水処理工学、 気候変動、 安全・安心、 防災、 国際協力

関連情報

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