2026年5月23日(土)、中高生が放課後に気軽に立ち寄れる無料のフリースペース「放課後シャレオ」が開設されました。大学生スタッフとして常駐する4年生新田有菜さん、平田理乃さんの活動が中国新聞に掲載されました。ぜひご覧ください。
| 掲載日 | 2026年6月9日(火曜日) |
| 掲載媒体 | 中国新聞 朝刊 22ページ 「放課後シャレオ」開設 中高生向け 水土曜に大学生滞在 広島市中区 |
本学の4年生である新田さんと平田さんは、広島市中心部の紙屋町地下街シャレオにある広島都心会議SHOWROOMにて「放課後シャレオ」という活動を行っています。この活動は、週に二回大学生が常駐する仕組みを作り、中高生が自由に過ごせる居場所「サードプレイス」をつくる活動です。
ふたりは毎週水曜日(16:00~19:00)と土曜日(15:00~18:00)に参加し、利用者の見守りやボードゲームを通じた交流のサポートなどを行っています。
この活動に参加したきっかけは、昨年度に同じ場所で「LaLab」のメンバーとして活動していたことでした。当時は、人と人とのつながりを生み出す企画の立案や運営に携わっており、その経験を活かせると考え、一般社団法人HLL(ひろしまリビングラボ)からの声かけを受けて参加を決めました。
活動の中で特に印象に残っているのは、当初は警戒心を見せていた中学生3人との交流です。カードゲームを通じて少しずつ関係を築き、次第に打ち解けてくれるようになりました。活動後には「また友達を連れてくるね」と声をかけてもらい、大きなやりがいを感じたそうです。また、学校や学年の枠を超えた交流が自然に生まれる様子を目の当たりにし、居場所づくりの重要性を実感したといいます。

現在は企画への参加だけでなく、運営にも主体的に関わっています。そのため、「どうすればより居心地の良い空間になるか」「どのような工夫をすれば新たなつながりが生まれるか」を常に考えながら活動しており、利用者目線で改善を重ねる姿勢が身についたと感じています。
大学での学びも活動に活かされています。課題解決演習(PBL)の授業で学んだインタビュー手法は、利用者への聞き取りを行う際に役立っています。例えば、質問の仕方によっては回答を誘導してしまう可能性があることを意識しながら対話を進めています。一方で、利用者の本音を引き出すためのコミュニケーションには難しさも感じており、より良い対話の方法を模索しながら実践を重ねています。
ふたりは今後も、中高生が安心して過ごせる居場所づくりを通して、人と人とのつながりを育む活動に取り組んでいきたいと考えています。