広島県公立大学法人 叡啓大学

2025.10.16

Jump Start Workshop Week Autumn 2025(JSW)

叡啓大学では、9月29日(月)から10月3日(金)までの5日間、2025年度秋入学の新入生を対象に「ジャンプスタートワークショップ(JSW)」を開催しました。

このプログラムは、新入生がこれからの4年間をより充実して過ごせるように設けられた導入研修で、大学生活の基礎となる様々なオリエンテーションに加え、入門科目「Introduction to Social System Design」と「Introduction to Project Based Learning」の2科目を学びました。

General Orientation

オリエンテーションは、有信睦弘学長による歓迎スピーチからスタートしました。
続いて、瀬古素子准教授による「偏愛マップ」のワークショップでは、お互いの好きなものを共有しながら交流を深め、多様性について考える機会となりました。

また、また、石川雅紀学部長や川瀨真紀学科長からの挨拶、カリキュラムや履修ガイダンスなども行われ、新入生は大学生活の第一歩を踏み出しました。

有信睦弘学長による歓迎スピーチ
有信睦弘学長による歓迎スピーチ
瀬古素子准教授
瀬古素子准教授
多様性について語り合う新入生たち
多様性について語り合う新入生たち
石川雅紀学部長
石川雅紀学部長
川瀨真紀学科長
川瀨真紀学科長
履修ガイダンスの様子
履修ガイダンスの様子

Your Digital Campus Guide

初日の午後には、土本康生教授による「Your Digital Campus Guide」が実施されました。

叡啓大学では、ICT・データサイエンス・ロジカルシンキング・デザイン思考・システム思考といった基本ツール科目 デジタル・思考系を重視しています。
IoTやAIなどが注目される時代に対応できるスキルを身につけるため、大学独自のネットワーク環境が整備されており、開学当初からBYOD(Bring Your Own Device)形式で授業を行っています。新入生は各自が自分の端末を持参して授業に出席しました。

Introduction to Social System Design

叡啓大学の学びの中核となる「ソーシャルシステムデザイン」をテーマにした入門授業も行われました。

保井俊之教授によるこの授業では、7回にわたって「ソーシャルシステムデザイン(SSD)」の基礎概念を学びました。
新入生はグループワークを通して、「SSDについて自分の言葉で説明すること」、「SSDを支える学問体系(ディシプリン)の基礎を理解・説明すること」、「SSDを学ぶ理由について自身の夢・将来やりたいことをSDGsに関連づけて説明すること」などに取り組みました。

保井俊之教授
保井俊之教授
グループワークの様子
グループワークの様子

Introduction to Project Based Learning

松浦康之講師による「課題解決入門(Introduction to Project Based Learning)」の授業では、叡啓大学の特色である実践型科目「課題解決演習(PBL)」の基礎を学びました。
新入生はグループでの対話を通じて、自分が関心を持つ社会課題を明確にし、その解決策を考え、最終的にプレゼンテーションを行いました。このプロセスを通して、課題に対する当事者意識を育み、今後の学びの方向性を見出す機会となりました。

2・3年次には、実際に企業などから提供される課題に取り組み、原因の探究から解決策の提案まで行う演習へと発展していきます。

松浦康之講師
松浦康之講師
プレゼンテーションの様子
プレゼンテーションの様子

Campus Tour

キャンパスツアーでは、留学生をサポートする在学生「バディ(Buddy)」が新入生を案内しました。

ツアーでは、叡啓トップ、EUH Cafeteria、キャリアデザインオフィス、図書室など、学生が日常的に利用する主要施設を巡りながら、大学生活の拠点となる場所を紹介しました。
ツアー後には、バディ学生が新入生の書類記入などもサポートし、安心して新生活を始められるようサポートしました。

キャンパスツアーの様子
キャンパスツアーの様子
バディ学生によるサポートの様子
バディ学生によるサポートの様子

ジャンプスタートワークショップを通して、新入生たちは大学での学び方や仲間とのつながりを築き、10月6日から始まる秋クォーターの授業に向けて準備を整えました。