広島県公立大学法人 叡啓大学

2025.06.13

【開催報告】6/4(水) 共創プロジェクト 学生募集ピッチ

2025年6月4日(水)、叡啓大学1階プロジェクトワークスペース(PWS)にて、「共創プロジェクト 学生募集ピッチ」を開催しました。本イベントは、企業と学生がチームを組んで課題解決や新規事業の創出に取り組む「共創プロジェクト」への参加を呼びかける場として、企業側からのプロジェクト提案(ピッチ)を通じて、学生とのマッチングを図ることを目的に実施されました。

イベントの様子

当日は、今年度上半期にプロジェクトを実施予定の2社が登壇し、それぞれのプロジェクトの概要や課題意識、学生に期待する役割などについてプレゼンテーションを行いました。

登壇企業による熱意あふれるプレゼンテーションに、参加した16名の学生たちは真剣な表情で聞き入っていました。プレゼン後には、学生との活発なディスカッションや質疑応答が行われ、会場は終始前向きな雰囲気に包まれていました。
7月のプロジェクト開始に向けて、チーム編成を進めていきます。

登壇企業とプロジェクト紹介

アクト中食株式会社

登壇者

• 専務取締役 平岩 宏隆 様
• 執行役員 経営サポート本部 副本部長 山本 直史 様
• フードビジネスソリューション事業部 本社販売部 次長 松元 光治 様
• アグリプロデュース株式会社 産地開発農産部 部長 才崎 敏判 様
プロジェクト名:お米の生産者情報収集スキームの構築プロジェクト
プロジェクト概要:消費者の“安心・信頼”を高めるためには、生産者情報の可視化の重要性が高まっています。本プロジェクトでは、お米を中心とした食品流通の中で、生産者情報を効果的かつ持続的に収集・整理・発信する仕組みを検討します。

株式会社シンギ

登壇者

・代表取締役 田中 友啓 様
・広報室 サブマネージャー 河村 伸枝 様
・執行役員 広島支店長 岡田 勇作 様
プロジェクト名:リサイクルカップの回収率を上げる仕組みづくりプロジェクト
プロジェクト概要:イベントや施設などで配布されるリサイクルカップの回収率向上は、持続可能な社会づくりに欠かせない課題です。本プロジェクトでは、カップ利用者の行動分析やインセンティブ設計などを通じて、行動変容を促す仕組みを検討します。

参加者の声

登壇企業からは、「前半の共創プロジェクトでの壁打ちを通じて自社の課題がより明確になり、それを学生に伝えられた」「学生の反応や関心の高さを実感し、7月から始まるプロジェクトへの期待がさらに高まった」といった声が寄せられました。
また学生からも、「知らない分野の課題を知ることができて興味深かった」「複雑な課題に対して不安もあるが、早くプロジェクトに参加したい」など、前向きな感想が多く聞かれ、プロジェクトへの関心の高さがうかがえました。

石川学部長も参加し、コメントをしました。

今後のご案内

成果報告会

今回ピッチいただいた2社のプロジェクト成果報告会を、2025年9月24日(水)に開催予定です。プロジェクトの成果や学びを共有する貴重な機会となりますので、ぜひご注目ください。

2026年度の企業募集

2025年10月頃より企業募集を開始予定です。実践的な越境学習のパートナーとしてのご参画をご検討いただけますと幸いです。

昨年度の共創プロジェクトの様子はこちら:

共創プロジェクト – 【公式サイト】広島県公立大学法人 叡啓大学

昨年度の成果報告会の様子はこちら:

【開催報告】叡啓大学「共創プロジェクト」成果報告会 – 【公式サイト】広島県公立大学法人 叡啓大学