叡啓大学では学生のコンピテンシー育成及びキャリア形成支援の一環として、「イブニングラウンジ」を開催しています。
5月23日のイブニングラウンジでは、合同会社 つみき設計施工社 共同代表、The Red Dot School 共同代表、東京大学建生産マネジメント連続レクチャー「つくるとは、」ディレクターであります河野 直様にご講演をいただきました。
日時 | 令和7年5月23日(金曜日)17:10~18:50 |
対象 | 叡啓大学の学生、教職員並びに学外の方 |
講演タイトル | “DIY Your Future: Rethinking Architecture & Community” |
講演者 | 合同会社 つみき設計施工社 共同代表、 The Red Dot School 共同代表、 東京大学建生産マネジメント連続レクチャーディレクター 河野 直様 |

河野様は、「DIY Your Future: Rethinking Architecture & Community」について、ご自身の学生時代の経験をもとに、当時感じていたことやそこから積み重ねてきた取り組みについてお話しされました。
講演の冒頭では、「学校で学ぶ大きな目的のひとつは、友達に出会うこと」と述べられました。つみき施工社の仲間との出会いも学びの場から生まれたものであり、友情の大切さを強調されました。そして、「ともにつくる」という理念のもと、作り手・職人・ユーザー・コミュニティをつなげることで、暮らしの場を共に創り上げ、喜びを分かち合う仲間を増やしてきたプロセスについて語られました。 「住まいをつくることは、喜びに満ちあふれている。その喜びは、関わるすべての人と分かち合うことができる。」 この言葉のとおり、河野様は「ともにつくる」というつみき施工社のモットーを大切にしながら、現在までの歩みを学生たちに伝えました。


最後に、「大学時代の4年間で出会える友達は人生の宝物になります。大切にしてください。そして、小さなプロジェクトから始めてみてください。まずは、挑戦することです!」と、未来を切り拓く力を持つ学生たちへ、熱いエールを送られました。
講演会を通じて、参加した学生からは感動の声が寄せられました。「どんなに難しいことでも、情熱があれば小さな一歩がやがて大きな変化へとつながることを学びました。」 「彼が歩んだ道と経験は、私にとって大きな励みとなりました。これまで不可能だと考えていた頭の中のプロジェクトを始動させる勇気をもらいました。」
河野様、貴重なお話をありがとうございました。
