叡啓大学での学びの集大成「卒業プロジェクト」
2025年2月24日(月)に、本学での学びの集大成である 卒業プロジェクト の公開プレゼンテーションを開催しました。
履修者たちは、11月の最終報告会後、外部評価者などからいただいた意見を踏まえて、報告書をまとめ、1月末に提出しました。
今回は、履修者全員(66名)がポスター発表をし、また、10名の学生が口頭プレゼンテーションを行いました。
開会挨拶(有信睦弘学長)

本日は叡啓大学卒業プロジェクトの公開プレゼンテーションに御参加いただき誠にありがとうございます。
叡啓大学は2021年4月に開学し、3月に初めての卒業生を送り出します。
本日発表する学生たちは叡啓大学の第一期生として、この4年間、新しい大学の歴史を作ってきました。彼ら、彼女らの叡啓大学での学びの集大成をご覧いただくことになります。
叡啓大学は、従来の知識偏重型ではない新しい教育モデルの確立を目指してきました。
先行きが益々不透明になる社会の中で、自らが活躍する社会システムの全体像を把握し、自らの夢を描き、それを実現することによって社会を前向きに変える人材育成を目標にしています。そのために必要な素養をコンピテンシーと名付けコンピテンシーの涵養を目指してきました。
卒業プロジェクトは学生達が身につけたコンピテンシーが評価される場でもあります。 学生も教職員も、従来の大学教育とは異なる新しい学びを作り上げ、新しい歴史を刻んできました。新たな学びやコンピテンシーの涵養は十分に完成したとは言えないかもしれませんが、本日は学生達の到達点をご覧いただき、様々な助言をいただければ幸いです。
ポスター発表の様子

66名を2グループに分け、14階と15階フロアでポスター発表を行いました。
知識やスキルの「修得」と課題解決演習や体験・実践プログラムなど、社会での「実践」を繰り返す教育モデル、本学での学びの集大成として取り組んだそれぞれのプロジェクトを発表し、学内外からの参加者と活発な意見交換が行われました。
参加者が、優れたポスター発表に投票をし、優秀ポスター発表賞も決まりました。
ポスター発表の様子は、改めてご報告します。



口頭プレゼンテーション

15時からは、10名の学生が、15分ずつプレゼンテーションを行いました。
発表者氏名 |
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大久保 帆夏 |
松浦 杏奈 |
NAGAI Michael Ibanez |
TIMITE Fatoumata |
柄本 矩宗 |
EMERI Eijaz Rafee |
木村 侑平 |
福髙 七海 |
DDEMBE Francis |
三谷 日菜子 |

「簡単メモ式らくらくHUG」で児童福祉業界のデジタル化を支援する
大久保 帆夏
児童福祉業界のデジタル化の支援をめざしてアプリ開発に取り組んだ大久保さん。
放課後デイサービスでのアルバイトで、事務作業の煩雑さを実感した経験から、アプリの活用によって療育の質を向上させた実証事例を紹介しました。
アプリ操作の方法の周知や、仕様の改善など今後の課題も見つかり、福祉の現場でのさらなる展望に期待が持てました。

Restoring Cultural Heritage Through Cultural Tourism
EMERI Eijaz Rafee
EMERIさんは「広島の隠れた名所」をAccesibility/Foot traffic/Situation/Visibilityの4つの視点で分析し、観光者向けにマッピングしました。
今後もユーザーリクエストやレビューを集めて、より使いやすく、役立つMAPサービスとなるよう改良を繰り返していきたいとし、実際にMAPを示しながら、プロジェクトの内容を参加者に非常にわかりやすく発表しました。

踊りによる「つながり」ー心の抑制とエアロビックにおける生成変化のエスノグラフィから―
福髙 七海
自身が長年続けているエアロビックと「自分らしさ」の在り方を検証した福髙さん。
エアロビックで感じてきた自由な解放感は、ある程度の規律の上でこそ成り立っていること、「自分らしさ」は自分自身の表現だけでなく、他者との交流によって引き出されるものであることを、動画を用いてプレゼンしました。
閉会挨拶(保井俊之ソーシャルシステムデザイン学部長)

本日は叡啓大学の初めての卒業プロジェクト公開プレゼンテーションにご参加いただき、誠にありがとうございました。
卒業プロジェクトが開始され、本日のプレゼンテーションに至るまで、参加学生の情熱と真摯な学びの実践、そして教職員の皆様の献身的な支援がありました。特に、プライマリーアドバイザー及びセカンダリーアドバイザーの教員が、卓越した指導と助言をもって伴走したことは、学生たちの探究を深化させる大きな力となりました。加えて、叡啓大学実践教育プラットフォーム協議会の関係者の方々及び外部評価者の皆様の貴重なご助言が、学生たちの創造力をさらに引き出してくださいました。この場をお借りして、心より厚く御礼申し上げます。
そして、本日ここに立つ一期生の皆さん。
皆さんは「未来をつくる仲間と出会う」という本学の理念のもと、知の学修と実践のスパイラルを回し続け、システム思考とデザイン思考を統合しながら、ソーシャルシステムデザインの方法論を修得し、それに基づくマイプロジェクトを実装してこられました。その集大成として、本日の発表は、まさに知の統合と協創の結実であり、社会に開かれた学びの新たな地平を示すものとなりました。
皆さんは叡啓大学の歴史に、新たな扉を開きました。 これからも、学びを止めることなく、思考し、協創し、行動し続けてください。皆さんの知が社会を変え、未来を拓く力となることを、私は確信しております。
本日は誠にありがとうございました。
卒業プロジェクトに関心をお持ちのメディアの方は、ぜひ広報担当までご連絡ください。
叡啓大学教育企画課(越智・日浦・金子)
TEL:080-9208-0466
メール:publicrelations@eikei.ac.jp