叡啓大学では、リベラルアーツ科目「公共芸術論」(担当:非常勤講師・香村ひとみ)において、下瀬美術館(広島県大竹市)の協力のもと、加山又造の作品を題材とする展覧会企画の授業を実施しました。学生は美術館でのフィールドワークと作品調査を通じ、展示空間や鑑賞者の体験を考えた企画を制作し、学芸員の講評を受けました。


作品と展示空間の関係を現地で学ぶ
授業では、作品を選び、その関係性や見せ方を組み立てる「キュレーション」を通じて、芸術と公共性の関わりを考えました。学生は下瀬美術館を訪れ、学芸員の山本和毅氏による展示案内と作品解説を受けながら、作品と建築、展示空間の関係を学びました。
加山又造の作品を起点に展覧会を構想する
企画課題の中心に据えたのは、加山又造《蒼い日輪》です。学生は同作と並べて展示する作品を選び、作品同士の関係や選定理由を検討。下瀬美術館を会場とする展覧会を想定し、コンセプト、作品配置、鑑賞者が移動する経路などを具体化しました。課題では教育普及、広報、予算、アクセシビリティなど、企画を実現するための条件も検討項目としました。


8組が企画を発表し学芸員から講評を受ける
成果発表では、8組がそれぞれの展覧会企画をプレゼンテーションし、山本氏から講評を受けました。作品への関心を企画としてまとめ、専門家に説明するところまでを実践。作品調査と空間の観察を結びつけながら、誰に何をどのように伝えるかを考える機会となりました。
| 科 目 | 2026年度 公共芸術論 |
| 担 当 | 香村ひとみ(叡啓大学非常勤講師/キュレーター) |
| 協 力 | 下瀬美術館 学芸員 山本和毅氏 |