叡啓大学(学長:有信睦弘、所在地:広島市中区)ソーシャルデザインセンター(SDC)は、2026年10月6日(火)、東京・神楽座において、特別イベント「AI時代における企業の価値創造戦略 ──『地方』から見えてくる事業開発と人材開発の未来」を開催します。なお、本イベントは東京会場での開催に加え、オンラインでも配信し、全国からご参加いただけます。
AIによる人材の余剰は、ホワイトカラーの仕事が集中する首都圏でこそ、まず発生する。浮いた人と組織の力をどこで使うのか──『ホワイトカラー消滅』の冨山和彦氏と、東京から広島へ動いた実践者たちが「地方での価値創造」という次の一手を議論します。
冨山氏の講演と実践者によるディスカッションで構成し、地方を舞台とした事業開発と人材開発の理論とリアルの両面を一夜で聞けるイベントです。

冨山 和彦 氏
日本共創プラットフォーム(JPiX)代表取締役会長ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション代表取締役、産業再生機構COOを経て、2007年 経営共創基盤(IGPI)を設立し代表取締役CEOに就任。2020年日本共創プラットフォーム(JPiX)を設立。『日本経済AI成長戦略』(文藝春秋/松尾豊監修)、『ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか』(NHK出版)など著書多数。
「ホワイトカラーの仕事の大半は、AIが根こそぎ代替する」——『ホワイトカラー消滅』の著者、冨山和彦氏(経営共創基盤〈IGPI〉グループ会長)はそう断言します。生成AIが置き換えていくのは、調整、資料づくり、調べもの、分析といったオフィスワークです。そして、この種の仕事が最も集中している場所こそ、首都圏にほかなりません。つまり、AIがホワイトカラーの生産性を押し上げれば押し上げるほど、人材の余剰はまず首都圏で発生する。新規事業部門や人事部門が数年以内に直面するのは、「AIに仕事を奪われる」話ではなく、「AIで浮いた人と組織の力を、どこで、何に使うのか」という再配置の問題です。
冨山氏がその再配置先として指し示すのが、日本のGDPの7割を占める「ローカル経済圏」です。人手不足が深刻な地方は、裏を返せば、AIと人材を投じたときの伸びしろが大きい市場です。実際、地方に「出島」を構え、新規事業の実証や人材育成の場として使い始めた首都圏の企業や人材が現れています。
開催概要
本イベントは会場参加だけでなくオンライン視聴も可能なため、全国どこからでもご参加いただけます。
基調講演には、『ホワイトカラー消滅』『日本経済AI成長戦略』の著者で、経営共創基盤(IGPI)グループ会長の冨山和彦氏が登壇。生成AIがホワイトカラー業務を代替していく中、日本企業はいかにして生き残るべきか。AIエージェント時代における企業と人材の成長戦略について、鋭い視点から持論を展開します。
基調講演の後には、叡啓大学の早田吉伸教授から、語られた課題に対する具体的な「受け皿」としての同大学およびソーシャルデザインセンター(SDC)の取り組みを紹介。首都圏企業が広島で新規事業や実証実験を行うための共創プログラムや、人材プログラムの具体的な内容を説明します。
パネルディスカッションでは、「東京から地方へ」をいち早く実践している当事者たちが集結し、基調講演の論点を引き継ぎます。東京のIT・広告系企業から広島銀行へIターン転職し、2024年にひろぎんホールディングス初の女性執行役員に就任した木下麻子氏、首都圏から広島の伝統企業・常石グループへ転身し変革を牽引する常石商事の津幡靖久氏をゲストに迎え、叡啓大学の早田吉伸教授、角川アスキー総合研究所の代表取締役社長の垣貫真和氏とともに、「実証の場としての地方の魅力」「出島の作り方」「人材の動かし方」など、首都圏企業や首都圏人材が地方へ進出する際のリアルな課題と解決策を紐解いていきます。
| 日時 | 2026年10月6日(火) 18:30~21:00(開場 18:00) |
| 会場 | 神楽座(東京都千代田区富士見2-13-12 KADOKAWA富士見ビル1F)+オンライン配信 ご来場が難しい方も、オンライン配信を通じてご参加いただけます。 |
| 対象 | 首都圏企業の経営層、経営企画部門、人事部門、新規事業開発部門、DX推進部門 |
| 定員 | 100名(事前登録制) |
| 参加費 | 無料 |
| 主催 | 広島県公立大学法人 叡啓大学ソーシャルデザインセンター(SDC) |
| 協力 | 株式会社角川アスキー総合研究所 / MITテクノロジーレビュー[日本版] |
| 登壇者 | 冨山 和彦 氏(経営共創基盤(IGPI)グループ会長 /日本共創プラットフォーム(JPiX)代表取締役会長)木下 麻子 氏(ひろぎんホールディングス 執行役員)津幡 靖久 氏(常石商事 代表取締役副社長)早田 吉伸 教授(叡啓大学 ソーシャルシステムデザイン学部 教授 /SDCセンター長)垣貫 真和 氏(角川アスキー総合研究所 代表取締役社長) |
| 内容 | 基調講演「AIエージェント時代の企業と人材」大学紹介「地方での実証実験・受け皿としての叡啓大学」パネルディスカッション「東京から地方へ、実践者たちのリアル」名刺交換・交流会 ※プログラムの内容や時間は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。 |
| 申込方法 | お申込みはこちらから↓↓↓ https://form.run/@startup-info-0y4hN3szAYnusOqKz2gX |
| お問合せ先 | TEL:082-225-6312(叡啓大学価値創造ブランド推進課 社会連携係 堀内) |
ぜひご参加をお待ちしております。
【叡啓大学 産学連携プログラムのご紹介】
共創プロジェクト
共創プロジェクト – 【公式サイト】広島県公立大学法人 叡啓大学
ひろしまバリューシフトプログラム
ひろしまバリューシフトプログラム – 【公式サイト】広島県公立大学法人 叡啓大学
上記も併せてご覧ください。
登壇者紹介

木下 麻子 氏
株式会社ひろぎんホールディングス 執行役員慶應義塾大学卒業後、2001年に株式会社リクルート入社。営業や商品企画、人事業務に従事。ライフイベントを機に配偶者の地元である広島に移住し、2016年に株式会社広島銀行入社。人事総務部/担当課長を経て、2024年に女性初の執行役員に就任。現在に至る。

津幡 靖久 氏
常石商事株式会社 代表取締役副社長執行役員早稲田大学商学部卒。フォーバルテレコム取締役、サイボウズ副社長、フィードパス社長などを歴任。2015年ツネイシホールディングスに参画し、2016年経営管理部執行役員、2022年人事戦略部取締役に就任。2016年にCVC子会社ツネイシキャピタルを設立、社長としてベンチャー投資を推進。24年グループ内合併により常石商事代表取締役副社長に就任、M&Aやオープンイノベーションによる新規事業開発を推進。現在に至る。

早田 吉伸 教授
広島県公立大学法人 叡啓大学 ソーシャルデザインセンター(SDC)センター長
NECで、25年にわたり事業変革や新規事業創造に従事。営業、マーケティング、経営企画部門での事業開発・組織開発・産学連携を担当。部門責任者などを歴任。その間、二度の政府(内閣官房)出向にて、地域活性化政策とICT政策を担当。企業・行政での実務経験をもとに、研究・教育領域に活動の場を広げ、兼業にて東京大学公共政策大学院客員研究員、慶應義塾大学大学院非常勤教員等に従事。2019年に専任の大学教員へ転身。ビジネススクール(MBA)にて社会人向け教育に取り組むと共に、新たな教育モデルとして公立大学の創設をリード。大学を核とした社会課題起点のイノベーションプラットフォームの実現を目指す。博士(システムデザイン・マネジメント学)。

垣貫 真和 氏
株式会社角川アスキー総合研究所 代表取締役社長2003年よりKADOKAWAグループに在籍。経営企画や経営管理をはじめ、出版事業、海外事業、ライセンス事業など多岐にわたる部門の責任者を歴任。2025年1月に角川アスキー総合研究所の代表取締役副社長に就任し、その後現職。KADOKAWAGame LinkageやKADOKAWA GLOBAL MARKETINGの取締役、デジタルメディア協会等の理事も兼務し、現在に至る。書籍制作からシステム開発、スタートアップ支援まで幅広く手掛ける「新しいこと好き」。口癖の「早くやろうよ」に表れる行動力で、多岐にわたる事業を牽引している。