叡啓大学では学生のコンピテンシー育成及びキャリア形成支援の一環として、「イブニングラウンジ」を開催しています。
7月17日は、北九州市立大学准教授、言語学者のクレシーニ・アン氏にご講演いただきました。
| 日時 | 令和8年7月17日(金)17:10~18:50 |
| 対象 | 叡啓大学の学生、教職員並びに学外の方 |
| 講演タイトル | The Power of Words to Change Your Life |
| 講演者 | 北九州市立大学准教授、言語学者 クレシーニ・アン氏 |

北九州市立大学准教授、言語学者のクレシーニ・アン氏にお越しいただき、「The Power of Words to Change Your Life」をテーマにご講演いただきました。
ご講演では、和製英語や日本語の背景にある世界観といった言語の面白さをはじめ、ご自身が日本で経験されたカルチャーショックや誹謗中傷の体験についてお話しいただきました。途中、グループワークや学生との対話も交えながら進められ、学生たちは終始楽しみながら活発に参加していました。


冒頭では、私たちが当たり前に使っている日本語には、日本の価値観に基づいた英語に訳しにくい表現(「適当」「微妙」「お疲れ様」等)や、外来語をもとに日本独自に発展した「和製英語」が数多く存在することが紹介されました。それらの背景を掘り下げることで、言語の成り立ちや文化の違いを理解し、異文化の視点から物事を客観的に捉える大切さを学びました。
さらに、クレシーニ氏ご自身がSNS等で誹謗中傷を受けた経験にも触れられ、「差別やつらさを知ったからこそ、本当の愛情を持って人や社会と向き合えるようになった」「自分の当たり前は、他人の当たり前ではない」というメッセージとともに、言葉の持つ影響力や、SNS時代において「自ら思考し続けること」の大切さを語られました。
講演の最後には、クレシーニ氏から、「普段の講演では刺激を与える立場だが、今日は学生の皆さんからたくさんの刺激をもらった。」と温かいお言葉をいただき、これからの日本の未来を担う学生への期待とともに講演を締めくくられました。


参加学生の感想を紹介します。「日本語の面白さ、日本の良さ悪さ知ることができ、新たな視点から学べました。」、「日本の未来に希望があるという言葉が一番刺さりました。その未来を作っていくのは自分たちだから、レクチャーでのメッセージを踏まえ、自分達がすべきことを問われたようでした。」、「常に面白がる姿勢を忘れず、自分の当たり前で測らず、ひたすら考えに考えていきたいと思いました。」などの感想がありました。
クレシーニ様、貴重な講演をありがとうございました。
