広島県公立大学法人 叡啓大学

2026.06.11

“日本の棚田百選”安芸太田町「井仁の棚田」でフィールドワークを実施しました

2026年6月7日(日)、 HIGGINBOTHAM George准教授と本学学生10名が、田植えの手伝いと伝統的な農村のフィールドワークを目的に、安芸太田町近くの井仁(いに)地区を訪れました。

この地区は、山あいに多くの小さな棚田が広がる場所で、広島県内でも有名な場所です。残念ながら、高齢化(人口減少)により、この伝統的な景観は危機に瀕しているため、地元の住民の方々は、人手が必要なこの時期に外部からの支援を必要としています。

棚田は大型機械が入るには狭すぎるため、作業のほとんどを手作業で行わなければなりません。70代になっても畑仕事を続ける多くの地元の人々にとって、これは大変な重労働になります。地元の方によると、一世代前にはこの村に約200世帯が暮らしていましたが、現在はわずか120人にまで減り、そのほとんどが60歳以上だそうです。

車から降りた途端、この場所は空気が澄んでいて、自然が豊かだということに気づかされました。広島の街中とは対照的に、至る所にカエルやオタマジャクシ、昆虫がいました。当日は、ちょうど梅雨の時期ということもあり雨でしたが、もともと濡れる(そして泥まみれになる)予定だったので、田植え作業にはさほど支障はなく、他の参加者の方々と一緒に作業を行いました(この日は広島大学の3名の留学生やボランティアの方も参加していました)。

数カ所の棚田に苗を植えた後、村のコミュニティホールに招かれ、皆で昼食をとりました。メインは言うまでもなくご飯(味噌汁付き)でしたが、ワラビやタケノコといった地元の山菜料理も食卓に並びました。

昼食の後、村または森を散策する予定でしたが、雨が降っていたため、それはまた別の日に延期しました。帰り際に、地元の方々に9月か10月の収穫の時期にまた来てほしいと招待されました。

最後に、このフィールドワークに協力してくださった井仁地区の皆様と、移動や旅行の手配を手伝ってくださった栗原さんに感謝申し上げます。

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