同窓会EiPitの発足、誠におめでとうございます。
初代会長に就任された一期生の藤山さんをはじめ、設立のために尽力された皆さんに心より敬意を表します。
叡啓大学は、従来の知識偏重型の教育ではなく、学生が「ありうべき社会の姿」を描き、それを実現するためのコンピテンシーを身につける場として誕生しました。私たちは、学生たちが「チェンジ・メーカー」として社会へ羽ばたいていくことを切に願っています。
大学の真の価値は、卒業生の皆さんが社会でどのように活躍しているかによって証明されます。大学は常にその成果を鏡とし、入試やカリキュラム、学位要件を不断に改善していかなければなりません。しかし正直に申し上げれば、大学は「学びの成果」を正確に把握する術をまだ完全には持ち合わせていません。その意味で、卒業生の皆さんのリアルな声が集まる同窓会は、本学にとって極めて貴重なフィードバックの源泉となります。
昨年、社会へ飛び出した一期生たちは、スタートアップを初め様々なところで活躍しています。今年も、不登校支援、あるいは国際的な食の変革など、多方面で変革の歩みを始めています。 チェンジ・メーカーの役割は、目に見える大きな社会変革だけではありません。自分の身の回りの仕組みや、職場の慣習をより良く変えていくことも、立派な変革です。
創造的でない仕事は、どうしても退屈に感じてしまうものです。しかし、待っているだけで創造的な仕事が与えられることはありません。自らのアイデアで仕事の進め方を変える、あるいは視点を変えて今の仕事に新たな価値を見出す。叡啓大学で学んだ皆さんには、そのための知識とスキルの基礎が備わっています。
皆さんが社会の荒波の中で得た気づきを、ぜひ大学に届けてください。同窓生の皆さんのフィードバックを受けながら、私たちも叡啓大学の学びをさらに進化させていきます。皆さんの益々のご活躍を心よりお祈りするとともに、共にこれからの叡啓大学を創っていけることを楽しみにしています。
令和7年11月
叡啓大学学長/同窓会名誉会長 有信 睦弘
