広島県公立大学法人 叡啓大学

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HASAN Tajrian Binte

HASAN TAJRIAN BINTE

国内インターンシップ

地域との出会いが広げた学びの可能性

参加学生氏名HASAN Tajrian Binte
学年2年生
実習先広島市協同労働支援センター
プログラム名国内インターンシップ
期間2025年8月(2年生・夏休み期間)

労働者協同組合を通して見つけた、新たな視点

バングラデシュ出身の叡啓大学生、HASAN Tajrian Binteさんは、この夏、体験・実践プログラムの一環として広島市協同労働支援センターでインターンシップに参加しました。約2週間にわたり、労働者協同組合の活動について学びながら、地域で活躍する人々との交流を通して新たな関心や将来への展望を見つけました。

叡啓大学での学びを地域の現場で実践

インターンシップでは、スタッフミーティングやフィールドワーク、調査、プレゼンテーションなど、さまざまな活動に参加しました。広島県内の複数の労働者協同組合を訪問し、実際に活動する方々から話を聞きながら、地域社会の中で果たす役割について理解を深めました。

Tajrianさんは、叡啓大学で学んだデザイン思考やシステム思考が、この経験の中で大きく役立ったと話します。組織そのものだけを見るのではなく、働く人、地域住民、行政など、さまざまな立場のつながりを意識しながら社会課題について考えることができたそうです。

また、課題解決演習(PBL)で培った調査力や協働力、プレゼンテーション力も活かされました。他のインターン生と協力して事業提案を作成し、最終日には関係者に向けて発表を行いました。

地域の人々の温かさに触れた2週間

インターンシップで特に印象に残ったのは、訪問先で出会った人々との交流でした。

中でも「Ohana」という協同組合では、メンバーとお茶やお菓子を囲みながら話をする機会がありました。和やかな雰囲気の中で活動について学ぶことで、労働者協同組合は単なる職場ではなく、人と人とのつながりを生み出すコミュニティでもあることを実感したといいます。

また、訪問したどの協同組合でも、温かく迎え入れてもらったことが心に残ったそうです。それぞれの活動には違いがありながらも、誰もが地域のために力を尽くしている姿勢や、人を大切にする文化を感じることができました。

日本語の壁を越え、自信へ

一方で、日本語でのコミュニケーションは大きな挑戦でもありました。

会議や現場でのやり取りは主に日本語で行われるため、内容を理解できず不安を感じることもありました。しかし、周囲のサポートを受けながら積極的に質問を重ね、自分から学ぼうとする姿勢を貫きました。

「分からないことがあれば質問する」という姿勢は、叡啓大学での学びを通して培われたものでもあります。次第に議論へ参加することへの抵抗感がなくなり、自分の考えを伝える自信も深まっていきました。

将来の研究テーマへ

今回の経験は、Tajrianさんの将来にも大きな影響を与えました。

これまで社会課題や地域づくりに関心を持っていましたが、労働者協同組合について深く学んだことで、新たな研究テーマとして興味を持つようになりました。現在は、卒業プロジェクトのテーマとして、日本とバングラデシュにおける協同組合の発展や課題を比較研究することも検討しているそうです。

また、このインターンシップを通じて、自身の成長も実感したといいます。

「以前は自分を内向的な性格だと思っていましたが、今回は自分から質問し、初対面の人とも積極的に関わることができました。快適な環境の外に一歩踏み出しても、自分は貢献できるという自信につながりました」と振り返ります。

叡啓大学での学びと地域社会での実践を結び付けた今回の経験は、Tajrianさんにとって新たな興味や可能性を発見する貴重な機会となりました。今後も大学での学びを深めながら、社会課題の解決に向けた探究を続けていきます。

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