大学案内
卒業生
角森巴海さん
住友生命保険相互会社 2025年3月卒業
2026年1月更新
対話と共創からウェルビーイングへの道が拓ける!
保険業界で活躍する叡啓大学1期卒業生の、先輩社員も驚くコミュニケーションスキル

2021年4月に開学した叡啓大学(広島市中区)の学生は、アクティブ・ラーニングを通して、卒業時までに5つのコンピテンシー(能力・資質)「グローバル・コラボレーション力」「先見性」「戦略性」「実行力」「自己研鑽力」を獲得することを目指します。そのため、叡啓大学ではすべての授業でアクティブ・ラーニングを取り入れています。1コマは一般的な90分ではなく100分。さらに100分×2コマ連続での実施が基本となっています。加えて、原則として1クラス30人程度の少人数教育で、学生同士の対話やグループディスカッションを十分に行える体制になっています。
学生はさまざまなテーマについて学ぶことができますが、その一つに「ウェルビーイング」があり、多くの学生の心にキーワードとして残っています。ウェルビーイングとは健康面だけでなく、心の幸せなどあらゆる面で満たされた生き方のことです。近年、ビジネスや経営においても注目されている概念であり、実際にウェルビーイングが仕事の生産性や創造性に好影響をもたらすという研究結果も出ています。「ウェルビーイングへの道は、多様な人たちとの対話と共創から拓ける」と叡啓大学の教員は話します。
2025年3月に卒業した1期生たちの中で、ウェルビーイングという言葉を胸に保険業界へ進んだ角森巴海さんに、4年間を通して磨かれた対話と共創の力(コミュニケーションスキル)について聞きました。

叡啓大学は私の世界を広げてくれた
―住友生命保険相互会社の広島すみれい営業センターで営業を担当されていますが、なぜ保険業界を選んだのですか?
大学に入って、先生から何度も「ウェルビーイング」という言葉を聞きました。肉体的にも、精神的にも、社会的にも、すべてが満たされた状態にあるのがウェルビーイングです。知れば知るほど、心身ともに豊かに生きていくために大切なキーワードだと思い、保険業はそれに貢献できる仕事だと考えました。もともと人と接することが好きなので、最初から営業職に就きたいとは漠然と思っていました。
―元来ご本人が備えていた「人と接することが好き」という資質が、4年間を通して磨かれ、コミュニケーションスキルとして開花したのですね。
そうかもしれません。叡啓大学では、まず多様な価値観の人たちとの出会いが大きかったと思います。私たちが1期生ということもあり、周りにはチャレンジ精神旺盛でユニークな学生がたくさんいました。出身も違えば考え方も違う、そんな仲間たちとの交流を通してコミュニケーションスキルが鍛えられていきました。
次に、叡啓大学ではリベラルアーツ科目やICT・データサイエンスで幅広い分野を学ぶことができたため、自分の「引き出し」が増えていきました。人とコミュニケーションを取る際には、引き出しが多いほど強みになります。私は大学で、それまで関心を抱いてこなかった環境学やIT分野にも触れて、興味を持つようになりました。知らないだけで、知れば面白い分野はたくさんあります。
―先輩社員の方が、角森さんは「お客さまとの契約が同期で一番早かったし、多趣味で話題も豊富」と驚いておられます。コミュニケーションでは、何を話すかも大事なのでしょうか?
それはあると思います。仕事でお会いするお客さまも、年齢、業種、趣味など千差万別です。だからこそ、いろいろな話題ができることが強みになります。私の場合で言えば、アニメの話題、野球やサッカーの話題、どんな話題でも盛り上がることができます。
知らない分野でも知りたいと思う積極的な好奇心は、学生時代に大きく育まれたと思います。叡啓大学は私の視野を広げてくれました。世界を広げてくれた、と言ってもいいかもしれません。


未来をつくる仲間と出会う
―チャレンジ精神旺盛な学生が多かったということですが、角森さんは叡啓大学で何かに挑戦しましたか?
名刺プロジェクトというものに取り組みました。叡啓大学では、外部の人とかかわる機会がたくさんあります。それなのに名刺がないのは不便だな、ということから始めました。私が発案して、友人たちを巻き込み、1学年全員分の名刺を作成しました。
叡啓大学は学生が何かやりたいと手を挙げたら「やってごらん」と背中を押してもらえる大学です。何かを変えるために行動を共にする仲間を見つけやすいのも、叡啓大学ならではだと思います。みんなアクティブで、さまざまなことにチャレンジしているので、自分も自然とアクティブになれる環境でした。
―授業もすべてアクティブ・ラーニングで、学生主体ですね。
そうです。私がよく覚えているのは課題解決演習(PBL)で、金型などの優れた技術力を持つ地元企業の魅力について、より多くの人に知ってもらうにはどうすればいいかを考え、学生だけでなく地域の方たちも巻き込んでワークショップを開催しました。私たち学生が主体となって意見を出し合い、何をするかを決めていく、という経験を通して積極性が身につきました。また相手の意見にもきちんと耳を傾けたうえで合意点を見出したり、協調したりする大切さも学びました。つまり対話と共創を通して、コミュニケーションスキルを磨く学び方ができたと思います。
また、先生との距離の近さも魅力でした。4年間の集大成として取り組んだ卒業プロジェクトでは、指導してくださる先生だけでなく、知りたい内容に合わせてどの先生にも質問や相談をすることができました。すべての先生と話ができるのは、小さな叡啓大学の大きな魅力です。
―大学で出合ったウェルビーイングという言葉は、角森さんの中で今後も重要なテーマになりそうですか?
はい。広島というところは、実はウェルビーイングなまちとしても注目されています。その広島で、これからも大学で身につけた「何にでも興味を持つ姿勢」や「何でもやってみる態度」を大事にしながら、一人でも多くのお客さまの健康や人生に寄り添い、サポートしていきたいと考えています。

■住友生命保険相互会社 上司の方からのコメント
石村様
角森さんは、老若男女問わずたくさんの方に保険の必要性を伝えたいと日々奮闘している印象です。同期とも協力し、目標達成に向けて仕事に取り組んでいます。
チャレンジ精神旺盛で、どんな仕事を任せても「やってみます!」と前向きに仕事に取り組んでいます。まずは一旦やってみる、という姿勢は貴学で培ったものではないかと感じています。