2023年5月、学生たちは「広島の大学生であるときに、G7サミットが開催される」という貴重な経験をすることになりました。叡啓大生たちの活動、活躍の様子をご報告します。
おもてなしボランティア
「広島に来られる方が最初に出会う、日本の顔となる存在」
岬 姫女さん(3年生)
私は、今回のボランティアを通して、広島県内の様々な場所で活動させて頂きました。



これらの活動を評価して頂き、国際メディアセンターの開所式に登壇する学生ボランティアの代表に選んで頂きました。
岸田総理と直接お会いし「皆さんは広島に来られる方が最初に出会う、日本の顔となる存在です。」という激励の言葉を頂きました。



(画像出典:広島サミット県民会議公式Twitter)
You are the next generation.

また、広島空港でのボランティア中、訪日されたベトナムのファム・ミン・チン首相に花束を贈呈しました。
普段では経験のすることのない緊張感でしたが、 “You are the next generation.” という言葉とともに笑顔で握手して頂けたことがとても嬉しかったです。
「素晴らしいおもてなしをありがとう」
そして、最も印象的だった活動は、5月20日(土)に宮島で開催されたパートナーズプログラムでの配膳ボランティアです。
このボランティアでは、事前に4回の研修とリハーサルを重ね、実際にホテルやレストランでサービスをされているプロの講師の方々に指導して頂きました。料理だけでなく、食事をする空間もおもてなしの1つであるということを学びました。
また、より良いおもてなしをするためには、参加者12人のチームワークが重要でした。積極的に質問したり、改善点のアイデアを出したり、仲間に助言したりするメンバー達の姿に刺激を受けながら、精度を上げていきました。

本番後は配偶者の方々から直接「素晴らしいおもてなしをありがとう。」と言って頂き、達成感で胸がいっぱいになりました。
そして、広島で勉学に励む同世代と素敵な関係性を築くことが出来たこともこのボランティアで得た財産のひとつになりました。
広島の魅力について深く学び、地元愛がより強く
活動を通して、広島の町全体でG7サミットを盛り上げていく様子が感じられました。
ボランティアで訪れる先々で出会う方々はとても暖かく、地元愛が強い方が多かった印象です。広島空港で長年バス案内をされている方は、「こんなに広島に人が来てくれて嬉しい!」と、世界中の方々と交流できることに喜びを感じているようでした。ジモトークに花が咲き、時間を忘れてしまうこともしばしばありました。
私自身も、様々な場所で行ったおもてなしを通して、広島の魅力について深く学び、地元愛が強くなりました。
観光するにも暮らすにもちょうどいい町なので、これを読んでくださっている皆さんもぜひ訪れてみてくださいね!