広島県公立大学法人 叡啓大学

2025.09.08

1年 MAYANJAさんと2年 MOLLELさんがTICAD9サミットに参加しました

1年生 MAYANJA Iddi Harunaさんと2年生 MOLLEL Frank Francisさんが、2025年8月20日(水)から8月22日(金)に横浜で開催されたTICAD 9サミットに参加しました。TICAD 9サミットとは、日本政府が主導し国際機関と連携して開催する、アフリカの持続可能な開発を推進する国際会議です。

(以下は学生からの寄稿となります)

私たちは、2025年8月20日(水)から22日(金)に横浜で開催されたTICAD 9サミットに参加する機会を得ました。このサミットでは、日本の首相である石破茂氏のような著名人およびアフリカ全土からの政府関係者や代表者にお会いしました。アフリカの未来とその開発を支援する日本の役割に関する議論に立ち会うのは光栄なことでした。

加えて、私たちは2025年8月20日(水)(TICAD 9サミット初日)に開催された模擬アフリカ連合(MAU)にも参加しました。MAUでは、MAYANJA Iddi Harunaがセーシェルの首席代表として(写真1)、MOLLEL Frank Francisがタンザニアの首席代表として参加しました(写真2)。MAUでは、日本の大学生がアフリカの国の中から「大臣役」や「代表」を務めたい担当国を選んで応募し、書類選考を経て代表者が確定します(写真3)。今年のセッションのテーマは、「Inayojumuisha: 若者の共創、アフリカの未来を形作る」でした。日本とアフリカの若者の代表者たちと共に、若者がアフリカの開発を形作る上でいかに積極的な役割を果たせるかについて意見交換を行いました。

討論では、クォーター制、市民教育、デジタルエンゲージメント、独立した組合、大陸間交流プログラム、そして有害な文化的慣習に異議を唱えつつ包括的なリーダーシップを促進することを含む、若者と女性の政治参加を強化するための措置が提案されました。この決議は、私たちを含むすべての首席代表によって満場一致で承認されました。この経験は、討論から学んだだけでなく、日本のさまざまな大学生と交流する機会も得られたため、非常に有意義なものでした。
TICAD 9サミットとMAUの両方に参加したことで、私たちの視野は広がり、日本とアフリカ間の協力の重要性、そして持続可能な未来を築く上での若者の役割が再確認されました。

写真 1 セーシェルの首席代表として参加するMAYANJA Iddi Harunaさん
写真 2 タンザニアの首席代表として参加するMOLLEL Frank Francisさん
写真 3 代表者を務めた大学生の皆さん
模擬アフリカ連合(MAU)での討論会の様子