2025年7月18日(金)に、Pitch Jamを叡啓大学1階のプロジェクトワークスペース(PWS)で開催しました。当日の様子についてお知らせします。
Pitch Jamとは?
概要
・学生と実践教育プラットフォーム協議会員企業の方が、自身が関わっているプロジェクトについて発表し、お互いの活動を知る会です。
・社内、学外で発表した資料や内容のまま、「ついでに」発表していただくコンセプトなので、準備に時間をかける必要はありません。
目的
・学生と協議会員がつながるきっかけづくり
・フィードバックを通してプロジェクトを前に進めること
プログラム
18:30-18:40
Pitch Jamについての説明(10分)
18:40-20:00
プロジェクト発表(各15分+フィードバック5分)
20:00-20:10
クロージング(感想・次回への改善点共有)
Pitch Jam
①広島県瀬戸内高等学校3年生 蛭子翔さん 山本夏未さん
地域の農産物を効率的に届ける共配型物流サービス「やさいバス」を参考に、広島県瀬戸内高等学校の学生チームが地域物流と買い物困難者支援を融合させた流通モデルを提案しました。文化祭での地元商品の販売実験や、草津の物流拠点を起点とした移動販売の構想など、地域資源を活かした持続可能な仕組みづくりに取り組んでいます。

② コネクテッドカンパニー プロジェクトリーダー 佐々木玲生さん
コネクテッドカンパニーは、学生と社会人が対話を通じて価値観や課題を共有し、イノベーションを生み出し、明日からの行動を変えていくことを目的としたプロジェクトを行っています。今回の発表では、「なぜこの場が必要なのか」「どんな社会を目指しているのか」といった、活動の思想的背景や意義が語られました。

③ 4年生 川原壮太さん
広島市中心部の地下街「紙屋町シャレオ」に仮設ラジオブースを設置し、地元企業と大学生による公開対談をライブ配信する音声メディア事業の構想についてピッチしました。音声はSpotifyなどでも配信され、音声による“街の記録”を通じて、地域の賑わい創出や関係人口の拡大など、広島から全国へと広がる新しい地域メディアの形を目指しています。

フィードバック
参加した学生・協議会企業の方々からは、「学生ならではの視点やアイデアが新鮮だった」「課題への向き合い方が刺激になった」といった声が多く寄せられました。各発表には今後の展開やプレゼンテーションに関する具体的なフィードバックも多く、発表者にとって次の一歩を考える貴重な機会となりました。

今後の予定
次回のPitch Jamは、2025年10月17日(金)の開催を予定しています。
学生だけでなく、企業・行政の皆さまからのプロジェクト紹介も歓迎しております。詳細は改めてご案内いたします。
叡啓大学では、今後も産学官の垣根を越えた対話や実践を促進するために、様々なイベントを実施予定です。
実践教育プラットフォーム協議会の皆さまには様々なイベント情報を随時ご案内いたしますので、ぜひご参加ください。