7月21日(月・祝)、叡啓大学では、高校生・中学生・保護者の方々を対象としたイベント「自分らしい大学って、どのように選ぶの?“学び”と“未来”のつながりを知る60分」を開催しました。対面とオンラインのハイブリッド形式で行われ、全国から多くの方にご参加いただきました。
本イベントは、「偏差値や周囲の期待だけで進学先を決めてよいのだろうか」「やりたいことが見つからないまま進学を決めていいのか不安」など、進路に悩む高校生の声をきっかけに企画されたものです。叡啓大学が大切にしている「課題を発見し、他者と協働し、社会に働きかける力=コンピテンシー」を育む学びを紹介しながら、自分らしい未来の描き方について考える時間となりました。
プログラムは3部構成で行われました。
Part1|大学紹介「これからの大学選びで大切な視点とは?」
最初のセッションでは、知識だけでなく「社会で活きる力=コンピテンシー」を育てる叡啓大学の教育の全体像を紹介しました。偏差値や世間の評価だけにとらわれず、「自分の未来とどうつながるか」を軸に大学を選ぶ視点の重要性が共有されました。
Part2|特別トークセッション
「未来をつくる力 ~問い続け、ソーシャルシステムをデザインする」
登壇:川瀨真紀 教授(ソーシャルシステムデザイン学科長/キャリアデザインオフィス ディレクター)
続く特別セッションでは、川瀨教授が「問いを持ち、社会の中でその解決に挑む」ことの大切さを語りました。「最初はやりたいことがわからなくてもいい。問いを持つことで、未来は動き出す」という言葉に、多くの参加者が深く頷いていました。

Part3|在学生・卒業生によるパネルディスカッション
最後のパートでは、1年生の粂田陽菜さん、4年生の飯田夏さん、そして卒業生で現在は広島電鉄株式会社で活躍する藤本康平さんが登壇し、それぞれの視点から大学選びや在学中の学びについて語りました。
「高校時代は、たくさんのことに興味がありました。自分の“好き”を見つけるためには、いろいろなことを経験してみたいと思い、その環境がある叡啓大学を選びました。」
「入学当初は、まだ明確な“やりたいこと”がありませんでした。でも、やりたいことを持っている仲間と一緒にいろいろなことに挑戦する中で、子どものころから好きだったことが、実は社会課題とつながっていることに気づきました。いま、それをテーマに卒業プロジェクトに取り組んでいます。」
「高校生のときから『地方創生』というキーワードに関心があり、大学ではそれをテーマに授業内外でさまざまな経験を重ねてきました。けれど、学びだけでは足りないと感じ、社会課題を仕事として解決していきたいと思うようになり、今の会社に就職することを決めました。」
といったリアルな声は、進路に悩む高校生やその保護者の方々にとって、大きなヒントとなったようです。

進路に正解はありません。だからこそ、「今の自分の関心」や「これからの社会で必要とされる力」に目を向けながら、自分に合った学びの場を見つけることが大切です。
今回のイベントが、参加者の皆さんにとって、自分らしい未来を描く第一歩となっていれば幸いです。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
参加者の声
- 在学生がどのような決め手でこの大学を選んだのか、高校時代にどこまで進路について考えていたのかなど、等身大の声を聞くことができて、参加した価値がありました。
- 在校生のリアルな声が聞けて、とても参考になりました。
- 在学生や卒業生が楽しそうに話している姿が印象的で、自分まで前向きな気持ちになりました。
- オンラインでの参加でしたが、テンポよく進行していて、もっと話を聞きたいと思うほど、あっという間の1時間でした。
- 大学の雰囲気がよく伝わってきて、とても良かったです。
- 貴学の特徴や、「未来をつくる人」という捉え方に共感しました。パネルディスカッションでは、大学生や卒業生の生の声を聞けて、大変参考になりました。
- 進路選択のヒントとなる、貴重なお話をたくさん聞くことができました。
7月26日(土)オープンキャンパス開催!
申込受付中です!
