2025年6月17日(火)、広島県を拠点に教育とまちづくりに取り組む「一般社団法人まなびのみなと」のメンバーと湯﨑英彦広島県知事の昼食懇談会が開催されました。
この会では、「高校生マイプロジェクト広島」を中心とした、まなびのみなとの取り組みや各参加者の活動内容について意見交換が行われました。
本学4年生の成毛侑瑠樺さんも、第1回目から同プロジェクトの司会などで関わっており、今回の懇談会に参加しました。

意見交換の内容
お弁当を囲んだ和やかな雰囲気の中、団体の若手メンバーが中心となって活動の現状や展望について、湯﨑知事に直接説明しました。
参加者からは、高校時代のマイプロジェクトの経験が大学での学びにどうつながったか、そしてそのプロジェクトが県を飛び越えたコミュニティとして機能していることなど、実体験に基づいたお話が交わされました。
また、都市部からの移住者が語る地域の魅力や、島のコミュニティの可能性といった現場のリアルな声も紹介され、湯﨑知事は終始熱心に耳を傾けていました。
約1時間にわたる対話はあっという間に過ぎ、参加者にとって非常に有意義な時間となりました。
活動メンバーからのコメント(4年 成毛侑瑠樺さん)
一般社団法人まなびのみなとの皆さんと湯﨑知事との昼食懇談会に、お声がけいただいて参加してきました。
まなびのみなとは、全国の活動する高校生が集まる「マイプロアワード広島サミット」の主催団体で、私も第1回から司会などでちょこちょこ関わらせていただいております。
当日は、マイプロが島や町、時には県まで飛び越えたコミュニティの要素があることや、自分が取り組んでいるプロジェクトのことなどを少しお話させてもらいました。
まなびのみなとの活動概要
「一般社団法人まなびのみなと」は、『誰もがまなびに出会う日常を』をビジョンに掲げ、広島県内全域で多様な教育プログラムを展開している非営利団体です。特に、高校生が自らの興味関心に基づいて主体的にプロジェクトを立ち上げる「高校生マイプロジェクト広島」は、探究的な学習の実践として県内外から注目を集めています。また、離島である大崎上島の地域活性化や、同島に位置する大崎海星高校の魅力化にも尽力しており、教育を軸とした持続可能な地域づくりに貢献しています。