広島県公立大学法人 叡啓大学

2025.04.30

【開催報告】4月18日(金)Pitch Jam

2025年4月18日(金)に、Pitch Jamを叡啓大学1階のプロジェクトワークスペース(PWS)で開催しました。当日の様子についてお知らせします。

Pitch Jamとは?

概要

・学生と実践教育プラットフォーム協議会員企業の方が、自身が関わっているプロジェクトについて発表し、お互いがどんなプロジェクトに関わっているのかを知る会です。

・社内、学外で発表した資料や内容のまま、「ついでに」発表していただくコンセプトなので、準備に時間をかける必要はありません。

目的

・学生とプラットフォーム協議会員がつながるきっかけになる

・フィードバックをもらうことでプロジェクトを前に進める

プログラム

17:30-17:40
 「Pitch Jam」について説明 10分
17:40-19:00
 プロジェクト発表 80分
 1人発表最大15分+フィードバック5分
19:00-19:10
 クロージング(感想や次回の改善点)

Pitch Jam

①3年生 青木一真さん

ご自身で創業されている株式会社エンネの現在のビジネスと【必要な時に、必要な分だけ利用できるWebサイト制作サービス「いーね!」】をピッチしました。
「いーね!」は受託開発における双方の経験不足という課題を、①仕事を小さい単位で発注できる仕組み、②マネジメントのシステム化で解決するサービスです。

②2年生 森本紗也さん

「地域特化型のご当地アイドル」を広島に生み出す【広島(初)メンズアイドルグループ】プロジェクト。アイドルグループの構成や資金調達方法などの詳細についてピッチしました。広島のイメージを変え、新しいことに挑戦し、影響を与えられるようなアイドルの誕生をめざしています。

③2年生 久保允治さん

久保さんの父は日本一の刀鍛冶として知られ、現在は全日本刀匠会の副会長も務めています。卓越した技術と芸術性を備えた彼の作品であっても、その作品の評価や価格は作品の真の価値を反映しているとは言えません。そこで立ち上げた【日本刀プロジェクト】についてピッチしました。日本刀の本質的な価値を再定義し、適正な評価と価格を実現することを目指しています。

④3年生 山本芽依さん

「起業をしたいが一歩を踏み出しにくい、自分のやりたいことは何か明確にしたい」というニーズや、「方法がわからない」という悩みに応えるサービスを開発する【キャリア支援アプリ ”CARY” Career Adventure Road for You】プロジェクトをピッチしました。
起業を視野に入れている若者は、やりたいことを明確化・実現させることが必要ですが、形にするやり方が分からない、応援してくれる存在がほしい、という着眼点をもって開発されています。

フィードバック

参加した学生やプラットフォーム協議会の皆様からは、「同じ叡啓生が熱意を持ってプロジェクトに取り組んでいる姿にモチベーションが上がった」「叡啓生が自身のやりたいことを具現化している姿を見て、いい刺激になった」といった感想が多く聞かれました。
また、それぞれのプロジェクトに対して、ビジネスモデルのブラッシュアップ案やプロジェクト推進に向けたフィードバックやアドバイスが交わされ、発表者にとっては次のステップに進むためのヒントを得る貴重な機会となりました。
イベント終了後には、発表学生と参加企業の方が個別に交流する様子も見られ、Pitch Jamを通じて新たなつながりが生まれるとともに、学生が社会との接点を広げる場となったことが実感できました。

今後の予定

Pitch Jam は次回7月18日(金)17時30分から開催予定です。
学生だけでなく企業の方からのプロジェクト発表もお待ちしております。

詳細についてはまた改めてご案内させていただきます。

叡啓大学では、産学官連携をさらに進めていくことを目的に、今後も様々なイベントを開催予定です。
実践教育プラットフォーム協議会の皆様に向けて、様々なイベント情報を随時ご案内いたしますので、ぜひ積極的にご参加ください。

産学官連携/実践教育プラットフォーム協議会