「コミュニカティブ・イングリッシュクラス」特別企画:ハワイ大学マノア校と英語で平和を学ぶ国際交流イベント開催
2月21日(火曜日)、上杉裕子教授担当「コミュニカティブ・イングリッシュ」の授業において、特別イベント「日米の視点から平和を考える~ハワイと広島の友情をつないで~」を開催しました。
ハワイ大学マノア校のマツナガ平和研究所から、教員2人、学生4人、卒業生2人の計8人の訪問団が叡啓大学を訪問しました。
訪問団代表のJose Barzola (ホセ・バルゾラ)先生からの提案により、12月からこのイベントを計画してきました。今年1月からは本授業において、事前学習として毎時間、訪問予定の学生たちとオンラインでトークセッションをし、親睦を深めてきました。
ハワイ大学Brien Hallett教授による基調講演「命を救うことと戦争を止めること」
上杉教授によるオープニング挨拶の後、ハワイ大学の学生による平和学についてのプレゼンテーションでイベントが始まりました。
次に、ハワイ大学で平和学を専門とするBrien Hallett(ブライアン・ハレット)教授にはアメリカ人から見た原爆、戦争、そして平和について基調講演いただきました。ハレット教授は「命を救うことと戦争を止めること」と題する講演で、「原爆投下が対日戦争を終結させ、多くの命を救った」との主張は「まやかしである」と強い口調でお話しされました。


小倉桂子さんによる基調講演「1945年8月6日、私が見たもの」
つづいて、訪問団からのご要望により、被爆者である小倉桂子さんをお招きし、基調講演いただきました。
小倉さんは「1945年8月6日、私が見たもの」と題する講演で、実際に体験した恐怖、トラウマ、そしてその後の差別について、優しい語り口の中にも辛く悲しい思いを込めて語られました。小倉さんの心から湧き上がる言葉により、被爆時の惨状が目の前にありありと浮かび上がりました。
最後に学生たちに「平和な社会を築き、核兵器が二度と使われないような未来を創ってほしい」と、あたたかいメッセージを送ってくださいました。
学生たちは、メモを取りながら、真剣な眼差しで耳を傾けていました。講演後には小倉さんやハレットさんに直接質問する姿も多く見られました。これからの社会を担っていく学生たちが、日米の異なる視点から平和について考え、意見を交換し、自らの平和についての思いを新たにできたことは、大変貴重な経験になったと思います。



講演後は、平和公園や宮島をご案内
本イベント後、クラスの有志学生とハワイからの訪問団とでお好み焼き店と、平和公園を一緒に訪れて親睦を深めました。
翌日22日(水曜日)は、有志学生が訪問団を宮島へご案内しました。宮島では大聖院ご住職の貴重な講話を拝聴しました。学生たちは事前に平和公園・宮島をリサーチし、英語で広島を案内できるよう1月から課題として取り組んできました。
平和教育を鍵として、学生の英語力向上、異文化理解につながる大変意義深い二日間となりました。


