世界に一つだけのパッチワークバッグ「Uni-HodgePodge」
本学では、地元企業や障がい者支援福祉施設と連携して学生服の残布を使ったパッチワークバッグを製作しています。
製品の完成までに様々な人の想いの詰まった、一点物のバッグ「Uni-HodgePodge(ユニ ほっぢぽっぢ)」誕生から、2年が経過しました。
Vol.1誕生までのストーリーにつづいて、今回は、その後の取り組み状況、反響等をご紹介します。
〜バッグ誕生から2年、その後のストーリー〜
バッグ製作を通じた、様々な人とのつながり
2023年2月、これまでの取り組み状況と反響、課題等をメンバーと共有するために、プロジェクトの関係先を訪問し、お話を伺いました。
取り組み状況と反響については、次のような声があがりました。
・作業所の仲間たちは、生地を切る、アイロンがけ、縫うなど役割分担し、皆それぞれ、得意なことを活かして協力しながら、意欲と責任感を持って取り組んでいる。
・地元の企業や大学など、様々な人と関わって仕事ができることに喜びを感じている。バッグの製作を通じて仕事にやりがいを見出した者もいる。
・廃棄物として処分されるものが有効活用されることが、社会貢献にもつながり嬉しく思う。
・環境にやさしいだけでなく、デザインも可愛いので好評。



裏地不足、技術継承など問題点も
嬉しい反響がある一方で、次のような声も聞かれました。
・制服の生地は十分あるが、裏地が不足している。
・細かい作業が多く製作に時間がかかる。
・作業に関わる方は高齢者が多い。技術を継承するために手順書を作りたいが、手が回らない。
・バッグのことをもっと広く知ってもらいたいが、広報の仕方が分からない。

特に裏地の不足に関しては、緊急の問題として上がりました。現在、個人や団体等から提供いただいた不要になった着物を裏地として利用しているが、安定した供給にはつながらないとのことでした。
また、「このバッグの取り組みを広めるために、大学生の力を借りて、広報してもらうことはできないか」という意見もありました。
このように、今回の訪問で問題点や今後取り組むべき課題も見えてきました。
世界に広がるバッグの輪、海外協定校からの嬉しい便り
I must say I love the bag!
Uni-HodgePodgeは、本学のノベルティグッズとしても活用しています。
この度、バッグをお渡しした海外協定校から、嬉しい便りが写真と共に届きましたので、一部ご紹介します。
We, at Al Akahwayn University in Morocco, really appreciate the great job and efforts that were invested in creating such nice elegant sustainable bags in terms of material that was made from leftover school uniforms.
学生服残布を使ったサステナブルでおしゃれなバッグ開発に費やした時間や努力は、非常に価値があります!
I admit the big efforts of the local businesses and welfare facilities for people with disabilities as well as the university engagement in PBL(project-based learning) for the production of such a comfortable bag that is well-designed and much more efficient and practical.
地元の企業や障がい者福祉施設、そしてPBL(課題解決演習)をカリキュラムに導入する大学が連携し、デザイン性が高い実用的なバッグを製作するためには、多大な努力が必要だったことでしょう。
We liked the “Uni-HodgePodge” bags you presented during your visit to KTU and have used them quite a lot. Also, the overall bag idea went perfectly in line with the sustainability approach encouraged and fostered at our university.
いただいたバッグを気に入り、頻繁に使用しています。また、バッグのアイデアは、私たちの大学で推奨され、大切にしている持続可能なアプローチの考えにもピッタリです!
The “Uni-HodgePodge” bag project is an excellent university-community-driven example of advancing towards SDGs at a local level involving diverse stakeholders. This project benefits those directly involved while simultaneously reducing waste, conserving natural resources and energy, and encouraging sustainable lifestyles and environmentally responsible consumer behaviour.
このバッグのプロジェクトは、地域の多様なステークホルダーを巻き込んで、SDGsに向けて前進する、大学コミュニティ主導の優れた事例です。
廃棄物を削減し、天然資源とエネルギーを節約し、持続可能なライフスタイルと環境に配慮した消費者行動を促すと同時に、プロジェクトに関わる人々に幸福をもたらします。




これからも、各地でUni-HodgePodgeの取り組みをシェアし、世界中に仲間の輪を広げていけたら嬉しいです!
Thank you for your comments and photos!