2024年2月14日(水曜日)、鄭雅方講師が担当する経営学概論(日本語クラス)の授業で、若手の事業開発アナリストである中村真理氏をお招きし、ご自身の経験を交えながらベンチャーキャピタルについて特別講義をしていただきました。
【中村氏のご経歴】
―2023年インキュベイトファンド参画
―事業開発アナリスト(新規投資担当)
早稲⽥⼤学商学部井上達彦研究室にて、ストーリーとしてのビジネスモデルが資⾦調達に与える影響の研究に携わる。3年次から並⾏して独⽴系VCのYazawa Venturesに参画し、アクセラレーションプログラムの運営をはじめとするファンド業務ならびに投資先へ複数社出向。
特別講義では、鄭講師のイントロダクションに続いて、中村氏から「ベンチャーキャピタルとは何か」「注目の投資テーマについて」「起業をするために必要なピッチブック(事業計画についてのプレゼンテーション資料)の作り方」などについてご説明いただきました。



中村氏によるピッチブックの基本構成や作成ポイントの解説後、学生たちはグループごとに分かれ、今後の注目投資テーマを盛り込んだ「AI×エンタメ」というお題のもと、実際にピッチブックを作成するワークショップに取り掛かりました。


ピッチブックのグループ発表後は、中村氏より各グループにコメントをいただきました。学生ならではの瑞々しい感性により生まれたプロジェクトは多岐にわたり、充実したグループ発表となりました。
【プロジェクト例】
・「いつでも会えるよ」
亡くなった人(身内、アーティスト、推しなど)の情報を用いて、AIに当該人物を再現させるアプリを開発するプロジェクト
・「株式会社和風²景」
狂言の内容を現代人にも理解できるように、AIにより、現代語訳や現代人になじみのあるストーリーの作成を行うプロジェクト



このように叡啓大学では、ディスカッションやプレゼンテーションなど学生主体のアクティビティを行い、学生の自ら主体的に学ぶ姿勢を大切にしています。
