広島県公立大学法人 叡啓大学

2026.01.16

【開催レポート】公開講座 第1回叡啓カウンセリング学習会:解決志向チーム会議 

 令和8年1月10日(土)、1月11日(日)に叡啓大学公開講座「第1回叡啓カウンセリング学習会:解決志向チーム会議」を開講しました。第1回は、カウンセリング理論である解決志向アプローチに基づき、佐藤節子先生(元山形大学大学院教育実践研究科教授)により開発された「解決志向チーム会議」をテーマに、前向きな対話により、短時間(30分)で合意形成を図る会議の方法を学びました。

テーマ「解決志向アプローチの基礎と会議の進め方」 1月10日(土)

 講座1日目に、公開講座講師の小川千里教授から、解決志向の理論や特徴について説明がありました。解決志向アプローチの考え方のひとつに「原因や問題の分析に長く留まるのではなく、参加者が『どうなりたいか』という解決像を共有し、そこに向かって進んでいくことを重視する」という考え方があるそうです。解決志向の特徴を学んだ後、解決志向アプローチを活用する際の発言例も学ぶことができました。
 解決志向の考え方は日常の会議等でどのように活用できるのでしょうか。これまでの会議で、「何も決まらない」「何の時間だったのか」と感じたことはありませんでしたか。そんなときを想定して、この日、解決志向の考え方を実際の会議に導入する方法、会議の進め方とポイント、導入にあたっての留意事項について、小川教授から説明を受けました。解決志向の考え方を会議に取り入れることで、会議時間の短縮や、意見が平等に扱われやすくなるといった効果が期待されるそうです。
 最後に、グループディスカッションの形で参加者同士で感想を共有しました。様々な現場で活躍される方々が参加されており、それぞれの立場から解決志向の考え方を捉える機会となったようです。

テーマ「解決志向チーム会議の実践とふりかえり」1月11日(日)

 講座2日目には、実際の会議を想定した演習を通じて、解決志向の視点で課題を整理・共有、解決策を決定するプロセスを体験しました。
 参加者は、与えられた架空の課題に対して、会議の演習の中で、解決のための提案をしていきました。解決志向チーム会議では、提案を批判せずに広げていきますが、その際も『設定したゴールに近づくか』という視点を大切にしながら進められるそうです。
 また、ホワイトボードを使うと会議の参加メンバーの意見を共有できるなどのメリットがあり、小川教授が実演しました。
 参加したメンバーからは、実行可能な次の一歩を具体化することができた、との感想をいただきました。

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