GAPファンド申請集中講座～第２回アカデミックカフェ～
叡啓大学では2025年12月9日（火）に「GAPファンド申請集中講座～第２回アカデミックカフェ～」を開催しました。今回は、株式会社リバネスから講師を迎え、「大学教員のための外部資金調達」について説明いただきました。
まず、「研究費トレンドとこれからの研究者像」と題し、産学官連携の重要性や社会実装への着目について説明があり、科研費だけでないより幅広い外部資金の紹介がありました。参加した研究者が、自身の研究が社会にどう貢献しているか、社会とどのようなネットワークを持っているかといった点を見つめ直すきっかけとなりました。
続いて、「研究ビジョンに合わせた”出口設計”」や「研究の広がりの作り方」について説明がありました。異分野の交流が研究者自身の研究を広げる良いきっかけになることの事例紹介もありました。
叡啓大学はソーシャルシステムデザイン学部に多様な研究分野の教員が在籍しているため、学内外での意見交換によって自身の研究を深めていくことができることが分かりました。研究者同士の相互理解のためには、自身が持っている情報をただ伝達するだけでなく、聞き手が何を大切にしているかに耳を傾けることが大切です。
自分の研究者としての「問い」が何だったか、自分自身の人生を振り返る個人ワークの後、グループで個人ワークの結果を共有しました。
最後に学内外の研究の事業化支援等についても紹介があり、今後の研究活動を考えていくきっかけとなりました。
今後の予定
今後もAcademic Cafe（研究に関する意見交換会）などのイベントを開催し、外部資金の獲得による研究力の向上を目指すことにより、本学の教育の質の向上、社会課題の解決につなげていきたいと考えています。