広島県公立大学法人 叡啓大学

教育

在学生の声

平田 理乃

HIRATA Rino 2023年4月1日入学

東京都出身(自由学園高等科)

社会課題を自分ごととして捉えて
仲間とともに未来をデザインする

私が叡啓大学に入学した理由は、今はまだ自分ごととして捉えることができていない社会課題に向き合い、課題解決できる能力を身に付けたいと考えたからです。

私は高校時代に、委員会活動を積極的に行い、学校生活を自分たちでより良くすることにやりがいを感じていました。活動を通して、生徒個人の困っていることや学校全体の課題が見えてくること、その課題を解決することに楽しさを感じ、大学進学後は、身近なことだけではなく、社会課題に視野を広げて活動を継続したいという思いがあり、叡啓大学への進学を決めました。

叡啓大学では、入学してすぐに「課題解決入門」という授業があり、学生それぞれが身近な課題を見つけ、解決に向けてグループワークを行い、課題解決の基礎を学ぶことができました。一人では出てこないようなアイデアもグループで知恵を出し合うことで、たくさんのアイデアを提案することができ、とても楽しかったのを覚えています。高校時代にも、授業の中でグループワークを行うことはありましたが、メンバーの中で熱量に差があり、誰とグループになるかによってワークの質が変わっていたように感じます。しかし、叡啓大学には、自身の意見を持ち、積極的に議論ができる仲間が集まっており、グループが変わるごとに新しいメンバーの様々な視点を得ることができ、とても充実したグループワークを行うことができるので、コミュニケーション能力と複眼的視野を身に付けることができます。

また、叡啓大学では、幅広い分野のリベラルアーツ科目を履修することができます。人文学、経済学、環境学など、授業を通して様々な知識や社会課題に触れることができるので、授業の中でも多角的視野を身に付けることができます。

今後の目標として、自身で立ち上げたプロジェクトを成功させたいと考えています。「ヘルスケアサービス論」という授業でウェルビーイングについて学んで得た気づきから、学生生活の質の向上と社会課題解決の観点で、学内でのマイボトルを配布・販売するプロジェクトの立ち上げました。プロジェクトが成功するよう、引き続き大学生活での知識の修得と実践を続けていきます。

(2024年11月)