教育
在学生の声
ARAYAN Renz Kayle Roble
2023年9月入学
フィリピン共和国出身

社会課題に挑む力を育む、叡啓大学での学び
私は、社会課題の本質を捉え、他者と協働しながら解決に向けて行動できる力を身に付けたいと考え、叡啓大学を選びました。叡啓大学には、SDGsを意識したリベラルアーツ教育や、実社会の課題に挑む課題解決演習(PBL)など、学びの幅を広げながら社会とつながる実践的な学修環境が整っています。
特に、学内外の多様なバックグラウンドを持つ学生や教職員と学ぶ機会が多く、多角的な視点から議論できる点に魅力を感じています。こうした環境の中で、自分の関心分野を深めながら、現実の課題に向き合う姿勢が自然と育まれていきました。

異なる背景を持つ仲間と挑んだ、課題解決のプロセス
最も印象に残っているのは、チームで実社会のテーマに挑む課題解決演習(PBL)です。私が参加したグローバル系のプロジェクトでは、社会問題の特定から解決策提案までを仲間と協力しながら進めました。
その過程では、国籍や経験の異なるメンバー同士が意見をぶつけ合い、時には迷いながらもお互いを支え合って課題に向き合ってきました。
今回、私は Global Track Gold Award を受賞したスタートアップ企画「X-Pass」に参加しました。高齢の元専門職の方々が抱える「孤立」や「喪失感」、そして学生や若手社会人の「キャリア不安」を同時に解決する AI 活用型メンタリングシステムを提案し、実践的な思考力とチームでやり抜く力が大きく成長したと感じています。
この経験を通じて特に伸びたと実感しているのは、
- Foresight(先見性):社会課題の兆しを読み取り、構造を見る力
- Global collaboration(グローバル・コラボレーション力):多様な文化背景を持つ仲間と協働する力
- Energetic drive(実行力):提案を形にするために粘り強く行動し続ける力 の3つです。


不安を越えて挑んだ経験が、自信へと変わるまで
今回のプロジェクト活動では、「自分の外に出て挑戦すること」が成長の一番の近道であると気づきました。
最初は、英語で事業構想を練り、異なる経験を持つメンバーと協働することに不安もありましたが、教員や友人のサポート、イベント主催者のコーチングを受けながら前に進むうちに、自分の変化を強く実感できるようになりました。
受賞できたことはもちろん嬉しいですが、何よりも「アイデアを形にし、社会へ働きかける一歩を踏み出せたこと」が大きな自信につながっています。
叡啓大学に来ていなければ得られなかった挑戦であり、この大学の実践的な環境が私の成長を後押ししてくれました。

私の将来の目標は、学問分野でのキャリアを築きながら、社会課題に対する実践的な解決策を生み出していくことです。行動科学や教育学の大学院で学びを深め、将来は教育者として働きたいと考えています。人々がどのように考え、行動し、学ぶのかを理解し、その知見をもとに、社会に確かなインパクトをもたらすプログラムや仕組みをデザインしていきたいです。また、「X-Pass」のような小さなプロジェクトにも継続して取り組み、関係するすべてのステークホルダーを持続的に支えるモデルへと発展させていくことを目指しています。
同時に、自分の母国でも、ワークショップなどを通じてプロジェクトベースの学びを広めていきたいと考えています。将来的には、学生たちが自らについて(自身の幸福やウェルビーイング)、そして周囲について(生活環境や周りの人々)批判的に考える力を育めるような学びの環境をつくりたいです。叡啓大学内外で支えてくれるメンター、先生方、友人、家族の存在が、この進路への自信を強め、学業面でも社会面でも挑戦を続ける原動力になりました。
(2026年3月)
3年のARAYAN Renz Kayle Robleさんが日韓合同の国際起業キャンプ「GCSC 2026」でグローバルトラック金賞を受賞