教育
在学生の声
川原 美桜
KAWAHARA Mio 2023年4月入学
熊本県出身(熊本県立人吉高等学校)

私が叡啓大学を選んだ理由は、受け身ではなく、主体的にアクティブに学びたいと思ったからです。そして、何かに強い想いをもって取り組んでいる仲間や、おもしろい大人たちと出会い、私もそんな人になりたいと感じたことも大きな決め手でした。
叡啓大学の授業ではアウトプットの機会が多く、その内容も自分の中にある課題感や想いをもとに取り組むため、自然と自分ごととして学びを深めていけます。幅広い授業を受けながらアウトプットを重ねるうちに、自分の興味ややってみたいことが少しずつ見えてきて、それを小さく実践できる環境があることが、叡啓大学の大きな魅力だと感じています。

| 先見性と自己研鑽力を磨いた、問いづくりの授業
私が特に印象に残っている授業は「プロジェクトマネジメント」です。授業では、自分で立てた問いをもとにプロジェクト計画書を作るのですが、やりたいことや日頃のモヤモヤをどう形にしていくのか、そしてそれを人にどう伝えるのかをじっくり考える時間になりました。取り組む中で、将来やってみたいことを少しずつ言語化できるようになったことが大きな学びでした。
また、この授業を通して社会の当たり前に疑問を持ち、問いをつくる先見性(問題を発見する力)や、自分の内側にある想いやワクワクを原動力にして行動し、それを続けていくための自己研鑽力(学び続ける力)が身についたと感じています。
自分のペースで考えながら、やりたいことを小さく形にしていく楽しさを実感できた授業でした。

| 「やってみたい」が「やってみよう」に変わるコミュニティ
叡啓大学で、ポジティブなエネルギーを持つ仲間や教職員の方々と出会えたことは、今の私にとても大きな影響を与えています。「やってみたい」と言葉にすると、「じゃあ、やってみよう!」と背中を押してくれたり、一緒に一歩を踏み出してくれたりする環境があることが、本当に心強いです。
私が1年生のときに創部したサステナ部も、誰かの想いがみんなの想いへと広がり、実際の活動につながっていきました。メンバー同士が前向きなエネルギーで応援し合い、実現し合うコミュニティが叡啓大学の中にあること、そしてその輪が少しずつ広がっていることを、部長としてとても嬉しく感じています。
誰かの想いがプラスのエネルギーをまとって形になっていく、その豊かさを日々実感しています。


将来は、自分が生み出したものや表現したものを通して、誰かの心が動くきっかけをつくりたいという、今の私の軸を大切にしながら、それを自分らしい形で実現していきたいと考えています。そして何より、自分自身の心が動く瞬間を大切にし、ワクワクしながら生きていきたいです。
これから先は、「この人みたいに生きたい」「素敵だな」と思える人との出会いや、つながりを大切にしながら、そこで生まれるご縁を力に変えて、自分の在りたい姿で人生をつくっていきたいと思っています。
(2025年12月)