
渡辺 和典 (ワタナベ カズノリ)
准教授
博士(哲学)
プロフィール
考古学専攻の後、哲学へと専攻を変え学習院大学で博士号を取得。
担当分野
哲学・倫理学
担当講義
Introduction to Philosophy and Ethics / 哲学・倫理学入門
Logical Thinking / ロジカルシンキング
メッセージ
情報が加速度的に更新される時代において、事柄の根底、前提、可能性について自らの力で批判的に思考する能力、そして徹底して考え抜く思考の持久力を、哲学をベースに身につけてほしいと思っています。
研究に関する自己PR
20世紀の哲学、思想に大きな影響を与えたマルティン・ハイデッガーを研究しつつ、19世紀後半から20世紀初頭のドイツ哲学史についても関心を持っています。
研究テーマ
- ハイデッガーの哲学
- ドイツ哲学史
- 芸術/技術と言語の関係
- 非言語的表現形態の思想的可能性
- 漫画/アニメーションの思想
論文リスト
- 「ラスクとは誰であったのか—人的交流とその影響—」、『理想 特集世紀末を超えるドイツ哲学』(理想社)所収、2019年
- 「生とカテゴリー—ハイデッガーの思索にみるディルタイとラスクの影響」、『ディルタイ研究』23号(日本ディルタイ協会)所収、2012年
- 「論理学から存在論へ—ラスクの「哲学の論理学」を契機としたハイデッガーの思索の展開—」、『現象学年報』25号(日本現象学会)、2009年など
著書
- 『モナドから現存在へ』、陶久明日香、長綱啓典、渡辺和典編、工作舎、2022年
- 『現代フランス哲学入門』、共著、川口茂雄、越門勝彦、三宅岳史編、ミネルヴァ書房、2020年
- 『続・ハイデガー読本』、共著、秋富克哉、安部浩、古荘真敬、森一郎編、法政大学出版局、2016年
- 『始まりのハイデガー』、共著、細川亮一、齋藤元紀、池田喬編、晃洋書房、2015年
- 『最初期ハイデッガーの意味論—発生・形成・展開—』、単著、晃洋書房、2014年
キーワード
現象学、ハイデッガー、新カント派