学部長メッセージ
仲間と一緒に未来を創ろう
どんな未来を創りたいですか?
未来はどうやって創るのでしょうか?
叡啓大学はこのような課題に取り組む場です。未来を創るために最も大事なことは、自分で未来を変えようと思うことです。叡啓大学にはこの熱い思いを持った学生がたくさん集まっています。そして、課題を見つけ、問いを発し、論理的に分析して解決策を導き出す方法を教育する教員、学生の教育や、生活面を支援する職員がいます。学生が実社会の課題に取り組むことを応援し、協働する企業、行政、NPO、国際機関などが集まっています。
未来を創る人を育成するために、叡啓大学では実社会の課題を教材として重視します。実社会の課題は、数学の問題のような客観的で唯一の正解があることが保証されていません。最適な解決策を見出すためには、それぞれの問題に応じた課題解決の方法論、幅広く基礎的な知識、創意工夫が必要です。叡啓大学のカリキュラムはこれらの知識、経験を積むことができるように設計されています。4年間を通して身の周りの課題から、企業やコミュニティ、海外の課題まで取り組みます。
主体性と集合知の創出を鍛えるグループワークなどを重視したアクティブ・ラーニングは全科目で行っています。SDGsを重視し、幅広い教養を身につけるリベラルアーツ科目、未来を切り拓くための実践英語、ICT分野などの基本ツール科目を学び、課題解決演習では企業、行政、NPO、国際機関などと実社会の課題に協働で取り組みます。教室と実社会を往復しながらレベルアップし、卒業プロジェクトでは学生がそれぞれ取り組みたい課題に取り組みます。これが「学びのスパイラル」です。
この「学びのスパイラル」では、連携先の企業等の人材も学生との協働を通じて課題解決の体系的な方法論、新鮮なアプローチなど学びが得られ、レベルアップします。未来を創る意思と力を持った卒業生が社会に出ることに加えて、叡啓大学の教育プロセス自体でも未来を望ましい方向に創る仕組みになっています。
2025年の春に1期生が卒業しました。卒業生は在学中に経験する様々な活動の中で自らの可能性を探究し、民間企業、グローバル企業、起業など、多様な進路へと歩みを進めています。
一緒に未来を創りませんか。

石川雅紀
学部概要
培うのは社会を変える「実践力」と社会を生き抜く「教養力」
ソーシャルシステムデザインとは「自らの将来がありうべき社会像を創ること」。
「世の中は本来、こうあるべきじゃないか」と自分なりに考え、構想する力・デザインする力のことです。
ソーシャルシステムデザイン学部では、社会の様々な仕組みを理解した上で、自ら課題を発見、解決策を導き出し、新たな価値の創出を通じて、社会をより良く変容させることのできる人材を育てます。
その実現には、「先見性」を持って本質的な課題を発見し、「戦略性」をもって解決策を立案した上で、自らリーダーとしてやり抜く「実行力」、また、このプロセスを進めるには、高い志を持ち学び続ける「自己研鑽力」と、多様性を尊重し協働する「グローバル・コラボレーション力」といったコンピテンシー(資質・能力)が必要となります。
そうしたコンピテンシーを身につけるために…
複数の企業や自治体、国際機関等と連携した課題解決演習(PBL)を通して学生のうちから社会のリアルな課題に触れ、解決に向けたプロセスを経験します。
その実践的な学びのベースとして、英語コミュニケーション能力を鍛え、文理融合のリベラルアーツ、デジタルリテラシ―、ロジカルシンキングなどの基本スキルも養います。
叡啓大学の4つの特長

5つのコンピテンシー ―Five Competencies

多様性のための英語 ―English for Diversity

社会とのつながり ―Collaboration with Society
