大学案内
卒業生


間庭 翔太朗さん
株式会社中国新聞社
君の望む君になれる
私は高校時代、放送映像部に所属し、ビデオドキュメンタリーを通じて地域の魅力を発信する活動を行っていました。この経験から、地域の魅力を発見し、発信することの大切さを学びました。特に、高校のある地域を取材する中で、自分の地元である岡山県津山市の魅力にも改めて気づきました。そこで、津山の魅力を広く伝え、地域の活性化に貢献したいと考えるようになりました。それを実現するために、観光業に携わるか、あるいは起業することを視野に入れていました。
私が叡啓大学を選んだきっかけの一つに叡啓大学の特長的なカリキュラムが挙げられます。叡啓大学では社会を俯瞰的に捉えるための知識を学ぶことのできるリベラルアーツ科目と、そこで得た知識を具体化していくためのデザイン思考、システム思考等の科目を学ぶことができます。それにより、先見性や戦略性などのコンピテンシーを得ることができます。また、留学生比率も高いことで、英語力を伸ばせることやグローバルな環境の中での異なる価値観、文化的背景の人々と協働することができる、グローバル・コラボレーション力も身につきます。
実際、私の地元である津山市や中国地方の山間部で起きている事象は複雑で、観光を振興しようとしても、森を整備するための生態学や環境学、外国人を誘致するための多文化共生、インターネットや住環境を整備するためのICT技術など、様々な分野を横断的に学ばなければ解決できない問題もあります。叡啓大学ではそういった社会的課題を発見し、新しい価値を創造することによって社会貢献をするためのコンピテンシー(資質・能力)を身に付けることができると思い、進学を決意しました。

広島県副知事玉井優子氏に取材をする間庭さん
学生生活がスタートした2021年はコロナ禍で、大学の授業はオンライン中心となり、
キャンパスでの活動が制限される状況でした。そのため、同級生と直接交流する機会が少なく、大学内でどのような活動が行われているのかを知ることが難しい状況でした。そのため、同級生や後輩はどんな活動をしているのか、大学では何が起きているのか、そういった好奇心がだんだんと醸成されていきました。学内の情報をもっと多くの人に届けたいという思いが強まり、2年次に「叡啓記者倶楽部」を立ち上げました。この活動では、学内の素晴らしい活動や取組を取材し、新聞の発行やSNSを通じて発信しました。こうした活動や大学での授業から、卒業後は地域の魅力を発信するメディアに携わりたいという目標がより明確になりました。
特に影響を受けた授業は、リベラルアーツ科目全般です。受講した授業からは常に自分のキャリアデザインや活動に対して、さまざまな刺激を得ることができました。グローバル化の進む世界で、どうすれば多文化共生できるのか、地球の環境が変わることで、生物たちにどのような影響が出るのか、そしてAIの発展でフェイクニュースが蔓延する中、どのように情報の真偽を確かめることができるのか等が印象深かったです。
このような、叡啓大学独自の横断的な学びからは、これからの時代に新しい価値を生み出し、リーダシップを持って切り開いていく実行力を養うことができます。

卒業後は、株式会社中国新聞社で記者として働き、地域に根差した報道に力を注ぎたいと考えています。広島県内では、夢や目標に向かっている人々や地域の発展のためにさまざまな分野の人が行っている活動を応援するような報道に力を注ぎたいと考えています。
そのような人々や取組を取材し、その想いや努力の過程を世の中へ伝えることで、多くの人が地域に目を向け、共感や協力の輪が広がるきっかけになればと思います。また、地域の小さなイベントや、社会全体が抱える課題も積極的に取り上げ、問題解決や地域コミュニティの結束・活性化につながるような報道を目指します。そうした報道を通じて、一人ひとりが地域をより身近に感じ、前向きなアクションを起こす後押しができればと願っています。
これからの学生や後輩のみなさんに伝えたいことは、英語や他の言語が苦手でも、積極的にコミュニケーションを取ることで新しい発見や視野の広がりにつながるということです。
私はもともと英語が得意ではなく、今でも苦手意識があります。しかし、叡啓大学には世界各国の留学生が多く在籍しており、彼らと話をすることが非常に楽しく、世界情勢について異なる視点から、異なる価値観で議論することができます。そういった好奇心からのコミュニケーションこそが、新しい発見や視野の広がりにつながると私は考えています。特に学内には、多様な文化的背景や専門知識をもった人が集まっているので、積極的に話しかけるだけでなく、自分からイベントや勉強会に参加してみるのもおすすめです。失敗を恐れずにコミュニケーションを取ることで、思わぬところで共感や理解が得られ、人間関係が一気に深まることもあります。
ぜひこのような貴重な機会を大切にして、学内外問わずさまざまな人々とのつながりを築きながら、自分の可能性を広げていってください。いろいろな価値観に触れることで、将来の選択肢が増え、自分自身の生き方にも大きな影響を与えてくれるはずです。
【関連リンク】
2024年6月 学生の声 間庭翔太朗さん