大学案内
卒業生


木村侑平さん
株式会社水都広島(起業)
培ったコンピテンシーで広島の街づくりに貢献
叡啓大学に入学する前は、航空宇宙工学を学び、エンジニアとしてロケット開発に関わることを目指していました。しかし、特定の技術や専門分野に縛られず、幅広く学び、システム全体を理解した方が、より広範な社会課題の解決に貢献する道があるのではないかと考えるようになり、叡啓大学を選びました。特に、国際的な視点を持ち、多国籍の学生と英語で授業を受けられる環境に魅力を感じました。具体的な職業や進路は決まっていませんでしたが、多様な学びを通じて自らの可能性を広げたいという思いが強くありました。
大学で特に印象に残る授業は「課題解決演習」で、実社会の複雑な課題に対して主体的に取り組み、チームで協働しながら解決策を導き出す経験を積みました。地域社会の課題を企業や行政と連携して解決する演習では、単なる机上の学びではなく、フィールドワークや関係者へのヒアリングを通じて実践的なアプローチを学びました。地域の観光活性化についての演習を行い、私たちのチームでは、訪問者数の増加や地域経済の発展を目指した提案を行いました。その過程でデータ分析を行い、地域の強みや課題を明確化した上で、実現可能な解決策を模索しました。また、企業や行政の関係者との議論から、多様な視点の重要性を実感しました。この経験を通じて、現実的な課題を踏まえた実行可能な解決策を提案する、戦略性や実行力を養うことができました。

大学での学びや経験を通じて、私の志やビジョンは大きく変化しました。特に、広島の街づくりに関わる活動を通じて、都市の魅力向上や活性化の必要性を強く感じるようになりました。人口減少や経済の停滞といった課題に直面する中で、地域社会に貢献できる具体的な手段を模索することが重要だと考えるようになりました。広島の街づくり団体と関わる中で、単に問題を認識するだけでなく、解決策を実践することの大切さを学びました。その経験が転機となり、私はホバークラフト事業を構想し、水上交通の新たな可能性を探ることを決意しました。

卒業後は、株式会社水都広島として起業し、広島の街をより魅力的にすることを目標に、都市機能と自然環境の両立を目指した街づくりを進めたいと考えています。具体的には、広島市中心部の河川を活用した水上交通の整備を進める予定です。干満差が激しい広島の河川において、現行の方法では採算を確保することが難しい状況ですが、船舶の種類や利用者、航路の効率を最大化することで、事業として成立させることを目指します。さらに、停泊する川辺を中心に、新たな空間利用の可能性を探ることで、地域の魅力向上にも貢献していきたいと考えています。
これからの学生や後輩に伝えたいメッセージとして、大学の4年間をただなんとなく過ごすのではなく、挑戦することの大切さを強調したいです。知識を得ることや就職活動を成功させることが目的なら、インターネットを活用すれば大学に行く必要はないかもしれません。しかし、実現したいことに対して躊躇せず挑戦し、失敗を恐れず成功するまで再挑戦できる環境は、大学ならではのものです。叡啓大学には、高い志を持った学生が集まり、互いに競い支え合う環境が整っています。教職員の手厚いサポートもあり、私自身も学年を超えて多くの学生から刺激を受け、目標達成に向けて努力を続けています。これから入学する皆さんも、自らの可能性を広げる選択をしてほしいと思います。
【関連リンク】
2023年02月08日 広島・山口両県知事会議が本学で開催されました
2024年09月26日 【メディア掲載】4年木村さんの卒業プロジェクトが中国新聞に掲載されました
2025年1月10日 卒業プロジェクト 木村 侑平
https://www.eikei.ac.jp/news/details_01514.html
2025年02月04日 【メディア掲載】4年 木村さんのインタビュー記事が「徹底解剖!ひろしまラボ」に掲載されました