広島県公立大学法人 叡啓大学

2025.10.23

【開催報告】10月17日(金)Pitch Jam

2025年10月17日(金)に、Pitch Jamを叡啓大学1階のプロジェクトワークスペース(PWS)で開催しました。当日の様子をお知らせします。

Pitch Jamとは?

概要

・学生と実践教育プラットフォーム協議会員企業の方が、自身が関わっているプロジェクトについて発表し、お互いの活動を知る会です。

・社内、学外で発表した資料や内容のまま、「ついでに」発表していただくコンセプトなので、準備に時間をかける必要はありません。

目的

・学生と協議会員企業がつながるきっかけづくり

・フィードバックを通してプロジェクトを前に進めること

プログラム

18:30-18:40 Pitch Jamについての説明(10分)

18:40-20:00 プロジェクト発表(各15分+フィードバック5分)

20:00-20:10 クロージング(感想・次回への改善点共有)

Pitch Jam

① 3年生 山本芽衣さん

共感チャットAIとリアルメンタリングによって自己否定ゼロを目指したプログラム“CARY”についてピッチしました。様々な挑戦の中で自信を失い、深い自己否定に陥った体験がCARYの原点になっており、AIやメンターを通じて「自己効力を取り戻し、自分軸で挑戦する人を増やすこと」を目的に開発を進めています。

② 2年生 吉村 直城さん

未来を創る力が広島に根づき、社会を動かす循環を生み出すことを信念とした“D.fest 大学生による音楽フェス”についてピッチしました。音楽のつながりを通して、広島を代表する音楽フェスとすることを目指しています。

③ 広島県瀬戸内高等学校 3年生 山本夏未さん

広島県瀬戸内高等学校の学生チームが、地域の農産物を効率的に消費者へ届ける流通サービス「やさいバス」を参考に、“走るソース革命!学園祭物流チャレンジ2025”についてピッチしました。路線バスを乗り継いで調味料を輸送する仕組みを確立し、物流業界の人手不足の解消と買い物難民支援の両立を目指しています。

④ 4年生 成毛侑瑠樺さん

不登校の子どもたちに「行ける場所」を届ける“イバショプロジェクト”についてピッチしました。平日昼間に安心して過ごせる場所を可視化するサイト「イエデポータル」を通じて、家の中にいる以外の選択肢を増やし、孤立せず、誰もが「イバショ」を持てる社会を目指しています。

フィードバック

参加した学生・協議会企業の方々からは、「プロジェクトの今後も聞きたい」「学生のプロジェクトを聞いて刺激になった」といった声が多く寄せられました。各発表には内容の深堀やプロジェクトのプロセスに関する具体的なフィードバックも多く、発表者にとって新しい気づきを得られる貴重な機会となりました。

今後の予定

次回のPitch Jamは、2026年1月16日(金)の開催を予定しています。学生だけでなく、企業・行政の皆さまからのプロジェクト紹介も歓迎しております。詳細は改めてご案内いたします。

叡啓大学では、今後も産学官の垣根を越えた対話や実践を促進するために、様々なイベントを実施予定です。実践教育プラットフォーム協議会の皆さまには様々なイベント情報を随時ご案内いたしますので、ぜひご参加ください。

イベント情報 – 【公式サイト】広島県公立大学法人 叡啓大学