広島県公立大学法人 叡啓大学

2025.08.08

実社会のリアルな課題に挑む叡啓大学のPBL-2年生(2025年度夏クォーター)

2年生夏クォーターの課題解決演習IA(Project-Based Learning Exercise IA)の授業がスタートしました。
約2か月かけて、3つのクライアント様からいただいたテーマ、リアルな課題に各チームで挑みます。

課題解決演習は、「プロポージング(提案)」「フィールドワーク(調査)」「コ―・レビュー(共創)」「レポーティング(報告)」の4ステップで取り組みます。
クライアント様からテーマをご紹介いただいた後、各チームで現地調査・聞き取りを行い、テーマの問題、課題の原因を探究した後に、最終報告会では、特定した本質的な課題を発表します。

6月24日(火)クライアント様テーマ紹介、質問・意見交換

クライアント様から各テーマ紹介・説明をしていただいた後に、質疑応答がありました。

クライアント:EXest株式会社 様

テーマAI時代の旅行体験において、「人だからこそできるガイドの価値」とは何か?
サブテーマ・外国人観光客が「人間のガイド」に期待すること・感じる価値とは?
・どんなタイプの外国人観光客が「人によるガイド」を必要としているのか?
・外国人観光客と現地ガイドを最適にマッチングするには、どんな情報・仕組みが必要か?


 

クライアント:一般財団法人広島県環境保健協会 様

テーマ「医療費・介護費の増大」を抑制するために、かんほきょうができること
サブテーマ未病というコンセプトで考えてみる


 

クライアント:株式会社AgeWellJapan 様

テーマ一般ユーザーにとって、提供するサービス・コンテンツ(内容)をよいものにしていきたい
サブテーマ・ Z世代のみなさんは、「老い」をどのように捉えているか。
・ 65歳以上の高齢世代とみなさんの世代に「分断」はあるのか。
 ・あるとしたら、分断とはどのようなことか。
 ・また、分断はなぜ生まれるのか。


 
学生は、今後のフィールドワークの活動に向けて、クライアント様へ質問、意見交換を行いました。



過去の「最終報告会」資料の一部を特設サイトで公開しています。
社会を変える「実践力」ー叡啓大学のPBLとはー