入学式の翌日4月6日から約1週間にわたり、2022春入学者を対象にしたジャンプスタートワークショップ(JSW)が開催されました。学生に4年間を有意義に過ごしてもらうことを目的に行われる導入研修で、各種オリエンテーションと入門科目の「ソーシャルシステムデザイン入門」「課題解決入門」の2つの授業から構成されます。
初日のオリエンテーションでは、初対面の学生同士の空気を和ませるためのアイスブレイクとして自己紹介を行いました。最初は少し緊張気味でしたが、グループに分かれて好きなことや好きな物、出身地などを伝え合うことで、すぐに打ち解け、笑いもこぼれる和やかな雰囲気になりました。

最上階15Fフロアーにて

楽しみながら学べるSDGsカードゲーム体験
今年度のJSWの新規プログラムとして「SDGsカードゲーム」を行いました。
SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、このカードゲームは、さまざまな価値観・目標を持った参加者が環境・経済・社会の三側面の同時達成を目指して、2030年までの道のりを体験するゲームです。「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」「目標達成のために、自分は何ができるだろうか」「持続可能な世界を築くためには何をすべきか」を新入生がゲームで体験しました。



ゲームを終えて、心に残ったこと、気がついたことは?
ゲームを振り返って、新入生が感じたことを紹介します。
・自分の利益だけを追求せず、対話を通して協力し合うことで、目標達成に近づくのではないか。個人としてではなく世界全体で考えれば、持続可能な社会を創造していくことは可能だと思う。
・初めは目先のゴールを達成するために必死だったが、後半は環境を良くするために協力ができた。とてもリアルなゲームだった。これを機にどうすればより良い社会創りに貢献できるかを自分なりに考えていきたい。