広島県公立大学法人 叡啓大学

2023.06.21

G7広島サミットー叡啓大生の活動 vol.3-

2023年5月、学生たちは「広島の大学生であるときに、G7サミットが開催される」という貴重な経験をすることになりました。叡啓大生たちの活動、活躍の様子をご報告します。

これからも平和に向けたアクションを積極的に続ける

梶原 百恵さん(2年生)

私は、中学生時代から平和活動を続けています。

G7広島サミットは私にとってこれまでにない貴重な経験となりました。

サミットが開催された3日間、私は広島市内で様々な活動に参加しました。首脳たちの車列を見たり、シンポジウムに参加したり、サミットに関連するアクションに参加したりと、充実した時間を過ごしました。

市内が厳重な警備態勢で包まれ、平和記念公園がフェンスで囲まれる光景はとても変わっていましたが、それを通じて広島がG7の舞台になっていることを実感しました。

私が特に注目していたのは、「核兵器のない世界」に向けた議論と行動です。広島がかつて原爆の被害を受け、核兵器の破壊的な力と人道的な影響を象徴している場所で、サミットに参加する首脳たちがどのような行動をとるのか、開催前から関心を抱いていました。

しかし、結果はいくつかの行動は、私にとって非常に残念で、怒りさえ覚えるものもありました。被爆者からも多くの声が上がっていましたし、私自身も平和活動に関わる若者として、この状況に悔しさを感じました。同時に、私たちが取り組んでいる平和に向けたアクションがますます重要であり、諦めることはできないという思いが強まりました。

G7広島サミットは世界だけでなく、私自身にも大きな影響を与えました。

今後も積極的に平和への取り組みを続け、努力していきたいと思います。