広島県公立大学法人 叡啓大学

2024.10.24

【開催レポート】第2回 叡啓祭!

10月12日(土)と13日(日)の2日間にわたり、第2回叡啓祭(学生祭)が開催され、本学学生や保護者、高校生、地域住民の方々など、多くの皆様に来学いただきました。

今年度は、国際色豊かで多様性が溢れるカラフルな学生祭にしたいという願いを込めて「flower」をテーマに開催されました。
当日の展示やワークショップなどの様子をご紹介します。

ワークショップ

ワールドカフェ(少人数に分かれたテーブルでの自由対話)

転出超過数が3年連続で全国最多となった広島県について「広島は何故若者が逃げるのか?」をテーマに、一般の方々、本学学生が一緒に広島の未来について考え、ディスカッションを行いました。

ゲストスピーカーとして、東京の大学に進学後、広島にUターンし、広島電鉄株式会社 地域協創本部にお勤めの諏訪正浩様、広島出身でNPO法人ひろしまジン大学の平尾順平代表理事をお招きし、ご意見をいただきました。

就職時には広島を出たい、都会に出て働きたいという学生の意見の一方で、一般の参加者からは一度広島県から離れることで広島の魅力を再認識できるため県外に出ることも大事という意見も出され、多様な価値観を共有する貴重な機会となりました。

ワールドカフェの様子は、中国新聞にも取り上げられ、注目を集めました。ぜひご覧ください。

海洋プラアクセサリーづくり

海に漂う海洋プラスチックを洗浄、加工した素材を使ったストラップやキーホルダー、イヤリングなどのアクセサリー作りを体験できるワークショップが行われました。海洋に投棄されたプラスチックゴミが微細なマイクロプラスチックとなり、食物連鎖を通じて多くの生物に取り込まれている問題を知ってもらうため、昨年度に引き続き開催されました。

テーマ「flower」に沿ったワークショップ

今年度のテーマ「flower」に合わせて、ハンドスタンプで花を形作る企画や、花のイラストや折り紙を作る企画など、参加型のワークショップが開催されました。多くの皆様に参加いただき、子どもたちにも好評でした。

今秋入学した留学生たちも、初めての折り紙に挑戦し、完成後に笑顔が溢れました。

ポートごとの企画

今回の叡啓祭では、ポートごとにワークショップや展示、飲食ブースなど、様々な企画を実施しました。
ポートとは、学生40人(1学年10人×4学年)程度を専門分野の異なる教員2~3人が担任し、学生を支援する制度です。
学生たちは学年を越えて、企画から準備、運営まで実施し、ポートメンバーとの交流を深めました。

飲食ブース

飲食ブースでは、お好み焼き、ポテト、から揚げ、オムライスなど様々な料理が並びました。

フリーマーケット

あるポートでは、リサイクル活動の促進を目的として、学生たちが持ち寄った衣服を中心にフリーマーケットを行いました。

ステージ企画

特設ステージでは、叡啓大学ダンス部によるパフォーマンス、叡啓バンド部による演奏、琉球舞踊やエイサー(沖縄の伝統芸能)など、様々なステージ企画が行われました。

叡啓大学ダンス部によるパフォーマンス

叡啓大学ダンス部が、ステージ企画のトップバッターを務めました。
コール&レスポンスで会場を巻き込み、観客を楽しませました。

叡啓大学バンド部による演奏

叡啓大学バンド部が演奏を行い、J-POPや洋楽等、様々なジャンルの音楽を披露しました。

シークレットゲストとして、本学職員も演奏に参加し、会場を沸かせました。

琉球舞踊、琉呉太鼓

沖縄出身の本学学生が琉球舞踊を披露しました。沖縄の歴史と伝統の中で芸術的に確立された琉球舞踊は、2009年に国の重要無形文化財にも指定されています。

また、呉市を中心に活動している団体である琉呉太鼓の皆様をゲストにお迎えし、三線の音色や歌、太鼓のリズムに合わせて踊る迫力のある「エイサー」で会場を盛り上げていただきました。

実行委員会の皆さん、お疲れさまでした