広島県公立大学法人 叡啓大学

大学案内

卒業生

外園日和さん

2026年3月卒業

2026年3月更新

変化に挑み、自ら課題を見つけ行動する力を身につけた

「決まっていない」からこそ踏み出せた、自分らしい未来への一歩

高校時代、私は海外留学を予定しており、将来は海外と関わる業界で働くことが小さな頃からの目標でした。しかし、新型コロナウイルスの影響で留学が中止となり、それまで思い描いていた将来像が崩れてしまいました。大学で何を学ぶべきか、卒業後にどのような職業に就きたいのかも分からなくなり、自分の進路に対して大きな迷いを感じていました。

そんな時、偶然インスタグラムの広告で叡啓大学を知りました。さらに翌日、担任の先生からも紹介され、強く印象に残ったことがきっかけです。当時は就きたい職業も決まっていませんでしたが、コロナ禍を経験する中で、今後また社会が大きく変化した際に本当に必要なのは、自ら課題を見つけ解決していく姿勢だと考えるようになりました。叡啓大学には、その姿勢を実践的に養えるカリキュラムがあり、英語を継続して学べる点にも魅力を感じたことから、入学を決意しました。

課題解決演習(PBL)で気づいた、「正解のない問い」に向き合うということ

大学での学びの中で、特に影響を受けたのは課題解決演習(PBL)です。企業の方と連携しながら実際の課題に向き合う中で、目の前の問題だけでなく、その背景や組織全体の構造を俯瞰して捉える重要性を学びました。自分たちの提案がどのような影響を与えるのかを考え続ける経験は、物事を多角的に捉える視野を養うきっかけとなりました。

この経験を通して強く実感したのは、課題解決とは正解を出すことではなく、対話を重ねながら最適解を探る過程であるということです。グループワークでは、異なる視点を持つ仲間と意見を交わしながら一つの方向性を見出していく難しさと面白さを知りました。こうした学びの積み重ねが、先見性――つまり、物事の背景や将来への影響まで見通す視点を育ててくれたと感じています。

多様な価値観との出会いが、自分の「軸」をつくってくれた

入学当初は将来の職業像がまったく描けていませんでした。けれども、授業でのグループワークや海外での経験を通して、多様な価値観に触れるうちに、人と人をつなぐ仕事の面白さに気づきました。異なる文化や背景を持つ仲間と協働する中で、グローバル・コラボレーション力が自然と身についていったと思います。

そうした日々の中で、「仕事を通して人に豊かな経験や安心を届けたい」という志が少しずつ明確になっていきました。将来が見えなかった私が、自分の進みたい方向性を見出すことができたのは、叡啓大学の変化の多い環境の中で、目の前の一つひとつの学びや出会いに向き合い続けた結果だと感じています。

日本と世界をつなぐ架け橋として

卒業後は、日本と世界をつなぐ環境で、多様な背景を持つ人々に安心と豊かな経験を届けられる存在になりたいと考えています。旅行やビジネス、家族の事情など、さまざまな理由で移動する人々が安心して一歩を踏み出せるよう支えたいです。社会が変化し続ける中でも、自ら課題を見つけ行動できる人材として、周囲と協働しながら価値を生み出していきたいです。

受験生・後輩へのメッセージ

「まだ決まっていない」ことを不安に思わなくていいと思います。私も将来が見えず迷っていましたが、授業や海外経験など、目の前の機会に向き合う中で少しずつ自分の軸が見えてきました。小さな挑戦でもいいので、自分から動いてみることを大切にしてほしいです。その積み重ねが、きっと自分らしい未来につながるはずです。