
2026年1月30日(金)、叡啓大学15階の叡啓トップにて、広島県のプロジェクト「それ、広島で」をテーマとした座談会が、広島県主催により本学を会場として実施されました。
当日は、横田美香広島県知事および「それ、広島で。」アンバサダー3名をお迎えし、広島で暮らし・働くことのリアルについて語り合いました。
座談会では、「なぜ広島県で暮らす・働くことを選んだのか」「広島県で暮らし、働くことをどのように感じているのか」といったテーマで、Uターン・Iターンを経験し現在広島を拠点に活躍されているアンバサダーの皆さんが、自身の経験をもとにお話しくださいました。学生からも積極的な質問が寄せられ、自分の価値観を踏まえて進路を考えるヒントや、広島ならではのキャリア可能性に触れる機会となりました。




「ちょうどいい」広島という選択
座談会ではアンバサダーの皆さんが、東京など広島県以外の地域での就職や生活を経て、広島に戻る、あるいは移住することを決めた背景を紹介しました。
仕事のやりがいやキャリアだけでなく、家族との時間、自分らしい暮らし方を見つめ直した結果として広島を選んだという話に、学生たちは静かにうなずきながら聞き入っていました。
中でも印象的だったのは、通勤時間の短さや生活のゆとりといった日常の話題です。都市としての利便性を備えながら、海・山・島といった自然が身近にある広島の環境は、「都会すぎず、地方すぎない“ちょうどよさ”」として語られ、学生にとって将来の暮らしを具体的に想像するきっかけとなりました。



地域資源から生まれる新しい挑戦
広島の地域資源を活かした働き方や新たな挑戦について話題が広がりました。製薬会社勤務を経て農業に転身し、ブルーベリー農園を拠点に地域活性化に取り組んでいる事例や、地域企業と連携した新規事業開発の取り組みなど、「広島だからこそ実現できた挑戦」が具体的に紹介されました。
アンバサダーからは、「一次産業や観光、歴史や風景といった広島の資源は、発想次第で新しい価値を生み出せる」という言葉もあり、学生たちは地域に眠る可能性を自分ごととして捉えている様子でした。


学生との対話から広がる気づき
座談会の後半は、学生からの質問を中心に進行しました。「広島だからこそできることは何か」「若い世代が地域で挑戦するために大切なことは」といった問いに対して、登壇者はこれまでの選択や迷い、失敗も含めた経験を率直に語りました。
共通して語られたのは、「迷うこと自体は決して悪いことではない」というメッセージです。自分の価値観を見つめ直し、選択肢の一つとして広島を考えることが、新しい道を切り開くきっかけになる——その言葉は、進路や将来について考える学生たちの心に深く響いているようでした。




広島で考える、これからの生き方
本座談会は、地域の魅力を知るだけでなく、「どこで、どのように生き、働くか」を主体的に考える機会となりました。参加した学生からは、「広島での生活やキャリアのイメージが具体的になった」「自分の選択肢を広げて考えたいと思った」といった声も聞かれました。
叡啓大学では今後も、地域や社会とつながる学びの場を通して、学生一人ひとりが自分らしい生き方・働き方を考える機会を提供していきます。

